ギネスに登録されるほど演奏が難しい木管楽器とは・・・ 

最近、買取させたいただく頻度が上がってきた楽器なのですが、私が吹奏楽部で楽器決めの時にほとんど音が鳴らせず難しいなと感じていましたが、修理をする身になり改めて難しさを感じています。

調べれば調べるほどなんて難しい楽器なんだと思ったのでご紹介させていただいたいなと思います!

その楽器は・・

17世紀頃、フランスにて誕生し「大きな音の木」や「高い音」などの意味を持つオーボエです。
オーケストラのレベルはオーボエやホルンの実力を聴けば分かるというふうにも言われているほどです。

なぜそんなにも難しいと言われているかというと、楽器の構造上吹口に向かってどんどん内径が小さくなっていき細いものでは吹口部分に4mm程度しかない楽器もあります。
さらに狭いリードに息を入れなくてはならないので、非常に抵抗感が強く楽器の特性上音程が取りづらいため吹けるようになるにもかなり時間がかかってしまうのです。

オーボエには大きく2種類ある

一般的にセミオートとフルオートがあります。
なにが違うかというとオクターブの作り(画像の赤○部分)が違い替え指の幅が広がったり操作性の向上が挙げられます。
その分キイが増設され重量が増したり、より調整が困難になったりするため、好みの部分にはなりますが世界的に見てもセミオートを選ばれる方が多くいらっしゃいます。

まとめ

いかがでしたか??
ギネスに載っているなんてびっくりですね。
高度な技術も求められるため、修理技術者もかなり少なく楽器店で対応できないなんてこともよくあります。
これを見てオーボエの音を改めて聞いてみると、少し見方が変わるかもしれませんね^^

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