梱包方法(楽器の種類別)

梱包の仕方

買取店:『査定金額にご納得いただけましたら、梱包して送ってください。』

いやいや、ちょっと待った!!

楽器の買取価格には満足でも、いきなりそう言われても困りますよね。
楽器を梱包して送ったりなんて経験がある方が珍しいと思います。

このページでは、楽器をお送りいただく際にどんな梱包をすれば良いのか、どの程度やっておけば安心なのか、経験も交えてご紹介したいと思います。

梱包の仕方に正解があるとすれば答えはひとつ

よく、「どう梱包すれば良いのですか?」とお問い合わせをいただきますが、どのようなお品にも共通してお答えできるお返事が、

「輸送中にお品が破損したり傷つかないようなご配慮をお願いいたします。」

ということなのです。

梱包の見た目などは全く問いません。
これだけを満たしていただければ結構でございます。

ではどう『ご配慮』いただきたいのか、種類別に具体的に見て参りましょう。
※画像をクリックすると解説文もご覧いただけます。

実際の梱包の仕方(例)

1. コンパクトエフェクター(複数)の場合

今回は元箱のないBOSS MT-2を包んでみます。

BOSS MT-2の梱包 プチプチで包む 6面を覆ってください。 段ボール箱に詰めた様子
2. MTR、ミキサー、モニタースピーカーなどの場合

イ)元箱がある場合

サンプラー、SP-303の梱包です。まずは元箱がある場合の梱包の仕方をご紹介します。

BOSS Dr.Sample SP-303の梱包 梱包資材を利用する 元箱 できれば元箱も包みたいものです

ロ)元箱がない場合

今度はLINE6 FBV4の梱包です。今回は元箱が無い場合の梱包方法をご紹介します。

LINE6 FBV4の梱包 プチプチで保護します。 段ボール箱に詰めます。 蓋をして終了です。
3. ギター、ベースなどの場合”

イ)ソフトケースがある場合

Squier Precision Bassの梱包

Squier Precision Bassの梱包 梱包資材を利用する 段ボール箱の隙間を新聞紙などで詰めます。 封をしてでき上がり。

ロ)ハードケースがある場合

Gibson ES-135の梱包

Gibson ES-135の梱包 ハードケースに入れます。 ハードケース内の隙間も埋めます。 ヘッドはしっかりと保護します。 ハードケースごと包んだ画像です。

※近年ではプチプチだけでは集荷していただけない営業所・ドライバー様が増えてきましたので、ダンボールを巻く、箱に入れる等が必要な場合がございます。

ハ)ケースがない場合

Guild D-35の梱包

Guild D-35の梱包 プチプチで包む 段ボール箱の隙間を新聞紙などで詰めます。 封をしてでき上がり。
4. キーボード、シンセサイザーの場合

イ)元箱がある場合

KORG SV-1の梱包

KORG SV-1の梱包 鍵盤を保護します。 付属品を整えて入れます。 蓋をしてでき上がり。

ロ)元箱がない場合

YAMAHA DX7II・FDの梱包

DX7II・FDの梱包 ソフトケースに入れます。 ソフトケースごと包んでしまいます。 つぎはぎの段ボール。 蓋をしてでき上がり。
5. アンプ、キャビネットの場合

MarshallのStudio 15です。今回は少し小さ目なアンプでご説明いたしますが、基本的に大きなアンプ、キャビネットでも梱包の仕方は同じです。

Marshall Studio 15の梱包 プチプチ 巻き段ボール 完成図 キャスター付きのアンプは取り外しを推奨します。 キャスターを外した状態の画像 キャスター自体やビスをなくさないように袋などにお入れください。
6. エレドラ(電子ドラム)の場合

こちらはMEDELIのDD502という機種です。今回はこれを2梱包でまとめてみたいと思います。

MEDELIのDD502の梱包 バラしてプチプチで包む 段ボールに詰めていきます。 隙間は丸めた新聞紙。

梱包資材がない場合は、お気軽にご相談ください。梱包資材の貸し出しもおこなっております。

最後に…
買取申込書、身分証明書のコピーの同封もお忘れのないようにご注意ください。
お忘れの場合は封筒に入れて、お荷物の外側に貼り付けていただいても結構です。
(輸送時に剥がれ落ちたりしないよう、しっかりと貼り付けてください。)

まとめ

例をいくつかご紹介しましたが、このようにしないといけないのではなく、冒頭でも述べたように、「商品が破損しないこと。」これが一番大切です。

元箱がある場合はそれを最大限ご利用していただければ良いと思いますし、段ボールがつぎはぎになっても、使い回しのミカン箱でも結構です。

梱包資材はホームセンターやヤマトの営業所でも販売されていますが、スーパーやコンビニに行けば無料で分けていただけることがほとんどですし、楽器を売るために梱包資材を買っていては本末転倒でございますので、気兼ねなく色々な代用品をお使いいただければ幸いでございます。

それでも梱包資材にお困りの場合は、梱包資材の貸し出しもおこなっておりますのでお気軽にお申し付けください。

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