テレキャスターの仕様(入門編) 

データとしてしっかり分析したわけではないですが、販売に携わっていた経験からいうと、2010年代中頃から後半にかけてテレキャスターがよく売れており、テレキャスターに対する市場の”熱”を感じていた時期でした。 その時期は”ギターボーカルが持っているギター”のイメージで若い層からの支持を集めている面もありましたが、ギタリスト然としたプレイスタイルを志す方か… 続きを読む

捨てないで!サックスの黒いキャップ 

サックスを購入したときに本体の上側についているこのキャップ。 新品の服に付いている仕付け糸のように、使い始めたら捨てても良い!というものではありません。 今回はこのキャップがどんな役割を持っているのか?を紹介いたします。 黒いキャップの正体は? これはメーカーによってエンドキャップやエンドプラグなどと呼ばれています。 今は黒いプラスチック製のものを多く見ますが、中には金属や木でできているものも… … 続きを読む

【入荷特報】正確なピッチでバンドに最高の響きを H.Selmer Privilege B♭が入荷 

H.Selmer Privilege B♭ アンサンブルでのハーモニーを最高のものにする一本 H.Selmer Privilege B♭が堂々の入荷 吹奏楽やオーケストラ、ジャズバンドでも、クラリネットがハーモニの中の1音を担当する機会が多くあります。ハーモニーは、1人でもサウンドやピッチが悪いと全てが台無しになってしまいます。たった1音でも、アンサンブルを悪くしてしまうことがあるので、演奏者とし… 続きを読む

ドラムヘッドの「アンバサダー」って? 

ドラムヘッドの話題の中、「アンバサダー」や「エンペラー」といった単語を耳にしたことはあるでしょうか。ドラマーには常識なのですが、ドラマーじゃない方や初心者の方はピンとこない場合がほとんどではないでしょうか。個人的にアンバサダーはコーヒーの機械をイメージしてしまいます。 実はこの「アンバサダー」や「エンペラー」というのはREMO社の商品名でヘッドの厚みを示すもの。ドラムヘッドではREMO社が世界標準… 続きを読む

金管楽器の長期保管にはご注意を! 

置きっぱなしの金管楽器を久しぶりに吹いてみようと出してみたら、 “全部の抜差管が抜けない!レバーやピストンもピクリとも動かない!” …といった経験がある方はいらっしゃいますでしょうか。 継続的に吹いている方だと、そんなこと起こるわけないでしょ…と思ったりもしますが、実はよくある事例なのです。 そんな時、楽器は一体どんな状態になって動かなくなっているのか、 また、長い間吹かない場合の保管方法について… 続きを読む

入門用のアコギはどれにする? 

いつもご覧いただきありがとうございます! 最近アコースティックギター(以下アコギ)を調整している時にあることに気がつきました。 入門用格安アコギの中でも、特にこれはコスパがいいなと感じるものがございました。 ということで、今回は個人的におすすめしたい入門用アコギについての記事となります! それでは早速いってみましょう! 初めてのアコギはどれがいい? 初めてアコギを買う際に、大体2~3万円くらいの予… 続きを読む

長年のお悩みを解決!~サックス編~ 

サックス奏者のみなさん ”下の音がにくいや音が裏返りやすい” けれど、楽器や自分の癖のせいかな、と諦めている方もいるのではないでしょうか。 先日調整をおこなった際に「今まで悩んでいた点がはっきりしました」と長年の悩みの解決をお手伝いをさせていただく機会がございました。 今回はそんな体験から、一部の症状をご紹介したいと思います。 下の音が出にくいのはなぜ? 下記画像の運指でアルトサックスのD音やその… 続きを読む

クラリネット、サックスのジョイント部になぜコルクを使うのか? 

演奏時の姿ではわかりませんが、クラリネットを分解するとジョイント部分にコルクが貼り付けられています。 なぜわざわざ「コルク」を貼るのでしょうか? 今回は、コルクの特徴やから見る、管楽器のパーツにコルクを使う理由をご紹介いたします。 コルクとは? コルクとは、コルク樫というスペインを中心とした地中海沿岸で多く生産されている木の樹皮を加工して作られた素材です。 樹齢約20年以降9年周期で木の皮を剥ぎ取… 続きを読む

初見でドキッとさせられた「おもしれー個体」の話 

先日、買取が決まったギターになかなか趣深い個体がありました。 モデルとしては、Fender American Vintage 57 Stratocaster なのですが塗装を剥いであったり、プレイヤーの手に渡った後にエイジド加工がおこなわれている個体でした。 ピックガードは交換、電装系はピックアップやキャパシタが交換、ポットもおそらく交換といったところでほぼ全交換。 電装系の改造の作業の程度はかな… 続きを読む

【フレットレスベース】コーティング指板のメリット 

Crews Maniac SoundのJBスタイルのフレットレスJB-Modern “PUNK”が久々に入荷しました。 Crews Maniac Soundのフレットレスには基本的にウレタン塗装が施されており、その強度と音質面から高い評価を受けています。その証拠にロングセラーのフレットレスモデル”Jackson”はブラッシュアップを続けながら、20年以上クルーズベースの代表… 続きを読む