金管楽器の長期保管にはご注意を! 

置きっぱなしの金管楽器を久しぶりに吹いてみようと出してみたら、 “全部の抜差管が抜けない!レバーやピストンもピクリとも動かない!” …といった経験がある方はいらっしゃいますでしょうか。 継続的に吹いている方だと、そんなこと起こるわけないでしょ…と思ったりもしますが、実はよくある事例なのです。 そんな時、楽器は一体どんな状態になって動かなくなっているのか、 また、長い間吹かない場合の保管方法について… 続きを読む

クラリネット、サックスのジョイント部になぜコルクを使うのか? 

演奏時の姿ではわかりませんが、クラリネットを分解するとジョイント部分にコルクが貼り付けられています。 なぜわざわざ「コルク」を貼るのでしょうか? 今回は、コルクの特徴やから見る、管楽器のパーツにコルクを使う理由をご紹介いたします。 コルクとは? コルクとは、コルク樫というスペインを中心とした地中海沿岸で多く生産されている木の樹皮を加工して作られた素材です。 樹齢約20年以降9年周期で木の皮を剥ぎ取… 続きを読む

【クラリネットの世界】YAMAHAクラリネットのSE系とCS系とは? 

先日、店頭でYAMAHA YCL-852IIV CSのクラリネットをお買い求めいただいた際に実際にお客様が疑問に思われていたことをご紹介いたします! SEとCSとは、、、 BuffetCramponでいうR13系かRC系かというのと似ており、ヤマハの2つの個性と言われるのがSEシリーズとCSシリーズです・ 【SEシリーズ】 包み込むような豊かな響きが特長で内径はなだらかに広がる形状。 対応する表現… 続きを読む

~Backun(バックーン)~革新的なクラリネットとして注目を集めたモデル 

先日、BackunのLumiereという革新的と話題のクラリネットをお売りいただきました。 今回の豆知識では、何が革新的なのか商品説明などには書き尽くすことが難しい部分もご紹介いたします! クラリネット界の新生Backun(バックーン) カナダ・バンクーバーで2000年に創立され、現在では日本国内、世界中で一躍人気を集めているブランドです。 友人であるバンクーバー交響楽団首席奏者ウェス・フォスター… 続きを読む

ご存知ですか? フルートのお手入れの方法 

頭部管

  フルートは他の木管楽器に比べると、練習中にスワブをこまめに通す必要もなく、お手入れは一見楽そうに思えてしまいますよね。 そんなフルートのクリーニング、十分にできていますでしょうか? 今回はお手入れの方法をご紹介いたします。 必ずしもこちらの方法でなくてはいけない!というわけでもありませんので、ご参考までにご覧いただければ幸いです。 各部名称 メンテナンス方法をご紹介する前に、知ってお… 続きを読む

【クラリネットの世界】Buffet Crampon R13 Prestigeをご存知ですか? 

先日、『Buffet Crampon R13 Prestige B♭』という楽器をお売りいただきました! クラリネットの代表メーカーBuffet Cramponは管楽器またはクラリネットをしている方ならこの名を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 1825年に創業者ドゥニ・ビュッフェ・オジェー氏、ルイ=オーギュスト・ビュッフェ氏の工房で誕生したのが始まりでした。今では197年の歴史を誇り… 続きを読む

金管楽器・木管楽器はなにで区別する? 

木管

金管楽器と木管楽器はどのように分類されているかご存知ですか? 「金管楽器は金属でできている楽器で、木管楽器は木でできている楽器。」 この回答は△です。木管楽器に分類されるフルートやサクソフォンは現在主に金属でできています。 「フルートは元々は木から作られていたし、サックスも昔は木製だったんじゃ…」という声も聞こえてきそうですが、サックスは唯一発明当初から金属製です。 では、それでは何を持ってこの2… 続きを読む