ヘリンボーン(herringbone)は、V字形を連続させた、織物や寄木などの模様をニシン(herring)の骨に見立てて名付けたものです。
楽器だけではなく様々な分野で広く用いられてきた一般的な模様ですが、
ギターの話に限っては、ヘリンボーンといえば普通、表面板の縁取りなどに施された寄木細工の装飾を指します。
古い時代にマーティンがD-28などに施していたものが特に有名です。
職人による手作業で作られていたものが使われましたが、戦後になってその供給は絶たれました。
今回の写真はMartin HD-28Vのものです。
古い時代のD-28の仕様を復刻したギターで、この 「HD-28V」の「H」はヘリンボーンを指しています。
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