音質を”ネモト”から変える! 

いい楽器を買った。いいアンプやスピーカーも揃えた。
そこにもう一つ加えたいのが、いい電源!!

電子楽器を使ったり、オーディオ機器を使う以上、切っても切れない電気と音の関係。

電子楽器やオーディオはすべて、電気を使って音を増幅させたり加工させたりしています。
増幅回路(アンプ)で電圧を2倍にして音量も2倍に!といった具合に。

電気をつかさどる電源の善し悪しがサウンドにも影響するというわけです。

では、どのようにすれば電源環境を良く出来るのか…

一番“ネモト”から考えると、家庭の電源コンセントを備え付けのものから音楽用に変えてしまうことになります。(中には自分だけの電柱を買ってしまうという強者もいますが…)

音楽に特化したコンセントがありますのでそれに取り換える。
しかしこの作業は、電気技師の免許がいる作業なので専門家に依頼しないといけませんし、大変な事なので今回は触れないでおきます。

となると次は、そこから伸ばす電源タップなどを家庭用から音楽用のものに変えるという方法が出てきます。
音楽用の電源タップ(パワーディストリビューター)やパワーコンディショナーという物があります。
これは、EMIフィルターが装備されていて、電磁波や電波が原因のノイズを削減出来る機材なので重宝します。

電磁波、電波が原因のノイズってどこにあるの?て思いましたか?。

実は、家庭にある冷蔵庫や電子レンジ、テレビ、パソコン、携帯電話などの電磁波は電子機器などのノイズとして発生します。
このノイズを「EMI(電波障害)」というのですが、これを削減することで音質の劣化を防ぐことができます。
価格もお求めやすいものがあるので、こういうところから手を出していくのがおすすめです。

この他にも安定化電源や、機材に適合した昇降圧トランスなどを用いる方もいらっしゃいます。
それらにこだわった結果、音の明瞭度や定位がはっきりとし、演奏のダイナミクスの幅が広くなり、プレイや音色がよりリアルに表現されるようになるようです。

当然プロのレコーディングスタジオも電源設計にかなりの額が投資され、工夫されています。

今お持ちのアンプや機材も100%のパフォーマンスをできていない可能性もあります。
気になってしまう方はこういった方法もお試しください。

そして、くれぐれもハマりすぎないようにしましょう…(笑)

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