サックスを購入したときに本体の上側についているこのキャップ。
新品の服に付いている仕付け糸のように、使い始めたら捨てても良い!というものではありません。
今回はこのキャップがどんな役割を持っているのか?を紹介いたします。
黒いキャップの正体は?
これはメーカーによってエンドキャップやエンドプラグなどと呼ばれています。
今は黒いプラスチック製のものを多く見ますが、中には金属や木でできているものも…
なぜ必要なのかはさしてある場所を見ればすぐに分かります。
キャップを外してみると本体からこのように細い棒が飛び出ています。
これは左手親指で操作するオクターブレバーとネックについているオクターブキィとを繋ぐための棒です。
見ての通り細いので思ったよりも弱い力で曲がってしまいます。
曲がるとオクターブキィが閉じなくなったり、開かなくなったり、動きが悪くなったりと演奏に支障をきたします。
これを防ぐ目的でついているのがエンドキャップです。
捨てずに持っていたけど面倒だからポケットに入れっぱなしという方は、すぐに楽器に取り付けてあげてください。
おわりに
楽しく演奏を続けるためにはエンドキャップは大切だということがご理解いただけたでしょうか?
知らずに捨ててしまったという方も、通販サイトなどで「サックス エンドキャップ」で検索すれば数百円で手に入りますのでご安心ください(申し訳ございませんが、当店では取り扱っておりません)。
他にもこんなことが知りたい!などご意見、ご質問がございましたら、お気軽にお寄せいただければと思います。
当店では、
- フルート/ピッコロ
- オーボエ
- クラリネット
- サックス
- トランペット/コルネット
- ホルン
- ユーフォニアム
- トロンボーン
- マウスピース/リガチャー
といった管楽器やその周辺の商品も広く取り扱っております。
買取・販売どちらでもお気軽にご相談ください!
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