クラリネット、サックスのジョイント部になぜコルクを使うのか? 

演奏時の姿ではわかりませんが、クラリネットを分解するとジョイント部分にコルクが貼り付けられています。

なぜわざわざ「コルク」を貼るのでしょうか?
今回は、コルクの特徴やから見る、管楽器のパーツにコルクを使う理由をご紹介いたします。

コルクとは?

コルクとは、コルク樫というスペインを中心とした地中海沿岸で多く生産されている木の樹皮を加工して作られた素材です。

樹齢約20年以降9年周期で木の皮を剥ぎ取るので一度にたくさんのコルクは生産できません。
また、管楽器のジョイント部にはコルクボードなどでよく見る合成コルクではなく、天然コルクというコルク樫をそのまま切り取った希少なものが使われています。

合成コルク栓と天然コルクシート

なぜコルクを使う?

コルクといえば、ワインボトルのコルク栓を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ワインの栓がコルクである理由は、

”柔軟性、弾力性に富み、気体や液体を通さず、腐敗に対する抵抗力も強いという性質が、ワインの栓に最適だから”

だそうです。
引用元:ワインの栓は、なぜコルクなのですか? お客様センター -サントリー

 

同様の理由で木管楽器のジョイント部にもコルクを採用しています。
湿度によって膨張・収縮する木と木の隙間を埋めるためには弾力や柔軟性が必要ですし、演奏時にそこから息が漏れてしまわないように気密性も大切です。

…ということであれば、ゴムやシリコンなどの化合物でもよいのでは?という考えも浮かびますが、
コルクはそれらと違って、サックスの管体材質の金属やクラリネットの材質である木材に長期間接地していても、それによる変質がほとんど起きないそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
クラリネット、サックスのジョイント部にコルクが使用されるのは、
コルクの弾力・気密性と楽器そのものの材質との相性が理由でした!

他にもこんなことが知りたい!などご意見、ご質問がございましたら、お気軽にお寄せいただければと思います。

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    といった管楽器やその周辺の商品も広く取り扱っております。
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