個人的ベース弦レビュー その7 

久々のベース弦レビューで今回で第7回目。
今回は、ダダリオ セミフラットとジムダンロップのフラットとシグネイチャー弦の3種類をご紹介します。

D’Addario XL HALF ROUNDS ENR72

ギター、ベース問わずの定番弦「ダダリオ」のセミフラット(ハーフラウンド)弦。

ラウンドワウンドを研磨し表面をフラットに仕上げています。
フラットのなめらかな手触りとラウンドの豊かなサスティーンを併せ持ちます。

サウンド:フラット弦に似た暖かく落ち着いたトーンにラウンド弦の立ち上がりの速さがあり。
「やや明るいフラット」「デットなラウンド」
のようにまさに中間的な特性を持っています。

テンション:ラウンド弦のXLに比べややテンションはキツめですが、一般的なフラット弦よりかはライトなタッチで鳴らすことができます。

素材:ニッケル

Jim Dunlop Stainless Steel Flatwound Bass Strings DBFS

エフェクターからアクセサリーまで幅広く展開しているジムダンロップブランドのベース弦。
こちらはステンレス素材のフラットワウンドです。

サウンド:フラットらしい暖かな音色というよりも、クリアでサスティーンも長めでラウンドよりの特性に、フラットらしい質量感をプラスしたような独特なトーンを持っており、モダンなフラット弦をお探しの方におすすめ。

テンション:フラット弦ではトマスティックに次ぐしなやかさで、ライトな弾き心地です。

素材:ステンレス

Jim Dunlop Marcus Miller Super Brigh Bass Strings : DBMMS

こちらも先程と同じくダンロップ。
Super Brightをもとにマーカス・ミラーのためにカスタマイズされたシグネイチャー弦。

サウンド:ステンレスのブライトなトーン、テンションが柔らかいため豊かなローとクリスピーなアタックが特徴的です。

テンション:かなりしなやかでライトなテンション感。
そのためピッキングニュアンスも出やすく表現豊かな演奏が可能です。

素材:ステンレス

ベース、ドラム、アクセサリ担当:前田

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