ドラムヘッドの「アンバサダー」って? 

ドラムヘッドの話題の中、「アンバサダー」や「エンペラー」といった単語を耳にしたことはあるでしょうか。ドラマーには常識なのですが、ドラマーじゃない方や初心者の方はピンとこない場合がほとんどではないでしょうか。個人的にアンバサダーはコーヒーの機械をイメージしてしまいます。 実はこの「アンバサダー」や「エンペラー」というのはREMO社の商品名でヘッドの厚みを示すもの。ドラムヘッドではREMO社が世界標準… 続きを読む

【フレットレスベース】コーティング指板のメリット 

Crews Maniac SoundのJBスタイルのフレットレスJB-Modern “PUNK”が久々に入荷しました。 Crews Maniac Soundのフレットレスには基本的にウレタン塗装が施されており、その強度と音質面から高い評価を受けています。その証拠にロングセラーのフレットレスモデル”Jackson”はブラッシュアップを続けながら、20年以上クルーズベースの代表… 続きを読む

個人的ベース弦レビュー その7 

久々のベース弦レビューで今回で第7回目。今回は、ダダリオ セミフラットとジムダンロップのフラットとシグネイチャー弦の3種類をご紹介します。 D’Addario XL HALF ROUNDS ENR72 ギター、ベース問わずの定番弦「ダダリオ」のセミフラット(ハーフラウンド)弦。 ラウンドワウンドを研磨し表面をフラットに仕上げています。フラットのなめらかな手触りとラウンドの豊かなサスティ… 続きを読む

REMO コーテッドヘッドの日本国内仕様と海外仕様の違い 

1957年にプラスチック製のドラムヘッドを発売し、本皮ヘッドが主流だったドラム業界の常識を打ち破って以降ドラムヘッドのトップメーカーに君臨し続けるREMO。 そのREMOの定番モデル、コーテッドアンバサダーは叩いたことがない人を見つけるほうが難しいほどの世界基準のドラムヘッドです。 そんなコーテッドに日本国内仕様と海外仕様の2種類あるのはご存知でしょうか。 (ヴィンテージタイプも含めると厳密には3… 続きを読む

汗っかきの救世主、エリクサー弦! 

僕は手汗をよくかく体質なのですが、そのせいで弦の劣化がとにかく早い、、、 ブライトな音色が好みなこともあり寿命はノンコーティング弦だと1.2週間ほど、これでは破産まっしぐら! 今回はそんな僕が愛用しているコーティング弦の代名詞”ELIXIR(エリクサー)”のベース弦をご紹介します。 ELIXIR(エリクサー)とは GORE社が販売するコーティング弦ブランド。 通常の弦は汗や汚れで音質の劣化が起こる… 続きを読む

個性派!リッケンバッカーベース! 

リッケンバッカーのベースといえば、 お世辞にも扱いやすいものではありませんが、個性的なルックスとサウンドで今もなお絶大な人気を誇るベースです。 今回はそんなリッケンバッカーベースをご紹介していきます。 RICKENBACKERとは 1931年創業のアメリカの楽器メーカー。 世界で初めてエレクトリック化されたギターを商品として発売したことでも有名で、エレクトリック・ギターの先駆者的存在。 1960年… 続きを読む

新品なのにボコボコ!? スネアドラムのハンマード加工とは 

こちらのLudwigのブロンズスネア、扱いが酷くシェルがボコボコに、なんて可哀想なスネア、、、というわけではなく「ハンマード加工」といって、わざとシェルを凹ませる加工が施されているのです。 私は昔、GLAYや氷室京介のサポートドラマーとして活躍されるToshi Nagaiさんのシグネイチャーモデル「Pearl TN1465」ではじめてハンマードスネアを見てから、その特徴的なルックスが好みになりまし… 続きを読む

【Greco】シリアルナンバーから読み解く楽器の製造年 

先日、80年代のSGとリッケンバッカー4001とSGのコピーモデルを買取させていただきました。 この様な歴史ある楽器の製造年に関しましては、お客様よりお問い合わせをお受けすることも多く、皆様も気になるところではないでしょうか。 本ページでは、Grecoというブランドと、そのシリアルナンバーの読み解き方についてご紹介していきたいと思います。※Grecoはオフィシャルにシリアルナンバーの読み方をアナウ… 続きを読む

個人的ベース弦レビュー その6 

数年ぶりのベース弦レビューの第6回。 今回はニッケルやステンレスとも違う新しいトーンを持つコバルト。柔らかくウォームなサウンドのブラックナイロン。レジェンドの域に達しながらも精力的な活動を続けるレッチリ フリーのシグネイチャー弦。の変わり種をご紹介いたします。 ERNIEBALL COBALT ELECTRIC BASS STRINGS まずはギター弦の定番ブランドとしてD’Addar… 続きを読む

「アノダイズド」ってどんな意味? 

アルミ製で主に金色をしているアノダイズドピックガード。 セルロイドや樹脂製のピックガードより薄く、表面の質感も違う個性的な見た目から高い人気があります。 今回はこの「アノダイズドピックガード」の名称の意味やちょっとした噂をご紹介していきます。 「アノダイズド」とは アノダイズドとは、陽極酸化処理(アノダイズまたはアルマイト)を施したことを指します。 アルミニウムは硬く耐久性に優れていますが、その表… 続きを読む