Gibson Southern Jumbo(ギブソン サザンジャンボ)の特徴 

写真は先日買取させていただいたGibson Southern Jumbo Original。パラレログラム・インレイ、ダブル・アンティーク処理の施された多層バインディング、二ッケル・オープン・バック・チューナーなど、サザンジャンボらしい仕様をしっかりと再現した魅力的な1本です。 ギブソン・アコースティック・ギターの代表モデルであるJ-45と似た仕様ながら全くの別名を持つSouthern Jumbo… 続きを読む

Fコードが弾けないのはギターのせいかも 

今回はナット溝の高さについてのお話し。 安ギターの質も上がり、インターネットが普及した今はどうかわかりませんが私がギターをはじめた頃は、「Fコードが押さえられなくてギターを挫折した」なんて話をよく聴きました。 これは初心者が手にするギターはしっかりと調整が施されてないことがほとんどで、中でもナットの溝が高いものが多いためローポジションでのテンションが強くなってしまっていることが原因の一つと言われて… 続きを読む

梅雨の雨に備えよう! あると便利なアイテム紹介 

今年は梅雨入りが遅くまだまだ梅雨真っ只中。高い湿度が嫌な季節ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 そんな梅雨ですが、湿度が高いだけではなく雨も多いですよね。音楽活動をしているとライブやスタジオ練習など天候が悪くても楽器を外に持ち出すしかない場面は少なくありません。特にギターなどの本体ものはほとんどが木材で出来ており、湿気や水濡れにデリケート。持ち出すときにはかなりテンションが下がりますし、悪影… 続きを読む

【Warwick】シリアルナンバーから読み解く楽器の製造年 

シリアルナンバーから楽器の製造年を読み解く本シリーズ。今回は今年で42周年を迎えたドイツのWarwickというブランドと、そのシリアルナンバーの読み解き方についてご紹介していきたいと思います。 Warwickとは Warwickは、1982年にハンス・ピーター・ウィルファー(Hans Peter Wilfer)によって設立されたドイツに拠点を構える楽器メーカー。 1983年にStreamer St… 続きを読む

フレットの凹みをすり合わせで解消 

こちらは先日買い取られていただいた「Fender CLASSIC PLAYER JAZZMASTER」。 ぱっと見はスタンダードなジャズマスタースタイルながら、P-90ライクなピックアップにAdjusto-Maticブリッジを搭載したモダンスペックな1本です。 フレットを見てみるとかなり削れている状態で、特にローフレット側が顕著で写真では分かりづらいですが深い凹みが出来てしまっています。このような… 続きを読む

ドラムヘッドの「CS」って? 

ドラムヘッドの話題の中、「CS」といった単語を耳にしたことはあるでしょうか。ドラマーには常識なのですが、ドラマーじゃない方や初心者の方はピンとこない場合がほとんどではないでしょうか。 CSとは「コントロールサウンド」の略で、プラスチックドラムヘッドのオリジンであるREMO社の商品名ですが、別メーカーのCSと似た仕様のものを「CS系」と表現することも少なくありません。 今回はそんなCS(コントロール… 続きを読む

ドラムヘッドの「アンバサダー」って? 

ドラムヘッドの話題の中、「アンバサダー」や「エンペラー」といった単語を耳にしたことはあるでしょうか。ドラマーには常識なのですが、ドラマーじゃない方や初心者の方はピンとこない場合がほとんどではないでしょうか。個人的にアンバサダーはコーヒーの機械をイメージしてしまいます。 実はこの「アンバサダー」や「エンペラー」というのはREMO社の商品名でヘッドの厚みを示すもの。ドラムヘッドではREMO社が世界標準… 続きを読む

【フレットレスベース】コーティング指板のメリット 

Crews Maniac SoundのJBスタイルのフレットレスJB-Modern “PUNK”が久々に入荷しました。 Crews Maniac Soundのフレットレスには基本的にウレタン塗装が施されており、その強度と音質面から高い評価を受けています。その証拠にロングセラーのフレットレスモデル”Jackson”はブラッシュアップを続けながら、20年以上クルーズベースの代表… 続きを読む

個人的ベース弦レビュー その7 

久々のベース弦レビューで今回で第7回目。今回は、ダダリオ セミフラットとジムダンロップのフラットとシグネイチャー弦の3種類をご紹介します。 D’Addario XL HALF ROUNDS ENR72 ギター、ベース問わずの定番弦「ダダリオ」のセミフラット(ハーフラウンド)弦。 ラウンドワウンドを研磨し表面をフラットに仕上げています。フラットのなめらかな手触りとラウンドの豊かなサスティ… 続きを読む

REMO コーテッドヘッドの日本国内仕様と海外仕様の違い 

1957年にプラスチック製のドラムヘッドを発売し、本皮ヘッドが主流だったドラム業界の常識を打ち破って以降ドラムヘッドのトップメーカーに君臨し続けるREMO。 そのREMOの定番モデル、コーテッドアンバサダーは叩いたことがない人を見つけるほうが難しいほどの世界基準のドラムヘッドです。 そんなコーテッドに日本国内仕様と海外仕様の2種類あるのはご存知でしょうか。 (ヴィンテージタイプも含めると厳密には3… 続きを読む