汗っかきの救世主、エリクサー弦! 

僕は手汗をよくかく体質なのですが、そのせいで弦の劣化がとにかく早い、、、
ブライトな音色が好みなこともあり寿命はノンコーティング弦だと1.2週間ほど、これでは破産まっしぐら!
今回はそんな僕が愛用しているコーティング弦の代名詞”ELIXIR(エリクサー)”のベース弦をご紹介します。

ELIXIR(エリクサー)とは

GORE社が販売するコーティング弦ブランド。
通常の弦は汗や汚れで音質の劣化が起こるののですが、
エリクサーは独自のコーティング技術で他ブランドを遥かに凌ぐ長寿命で人気を誇っています。

メリット

・なんといっても超ロングライフが最大の特徴!
ノンコーティングのものと比べて3~5倍の長持ち。
比較的高価なベース弦で張り替え頻度が少ないのはかなりのメリット、その分価格が少し高いので初期投資は必要ですが長い目で見れば圧倒的にランニングコストを抑えられます。

・プロクォリティのトーン
もちろんコストの面だけではなくサウンドも実用的なもので、連日ステージやスタジオワークが続くプロベーシストの方にも愛用者が多く、プロクォリティのトーンが長続きすることを証明しています。

・コーティング弦特有の演奏性
これがメリットかどうかは人によりますが、コーティングの副産物として手触りがつるつるとしていて滑りがよく、フィンガリングノイズが出にくいのも特徴、適度に強いテンション感も相まってハマる人にはハマる演奏性です。

・種類が豊富
素材はニッケルとステンレスをラインナップ。
5弦と6弦用は4弦セットにバラ弦を買い足すという方法もあり、好みのゲージでセットを作ることが出来ます。

デメリット

・やっぱり値段が高い!
1セット、5,000円ほどするので「ちょっと試しに」というには勇気がいる値段です。

・音抜けがノンコーティング弦に劣る
やはりコーティングしている分、通常のものに比べ高音の成分が乏しく、張りたてのときは音抜けが悪く感じるかもしれません。

・弦アースがとれない
全くとれないということはないですが、コーティングを介していますのでノイズが出やすい状態にあります。
最近のノイズ対策がしっかり施されているベースではあまり気になりませんが、元々ノイズの多いベースなんかだとかなり気になります。

サウンド

ダダリオのEXLが時間が経ち少し落ち着いたようなトーンでブライトながら嫌味な高音なく、コンプ感があるバランスの取れたサウンドで、プルした時に独特のペシャンとした感じが印象的。
弦のテンションが少し強めでタイトな弦振動も特徴です。

いかがでしたでしょうか?
手汗なんかで弦がすぐ死んでお困りの方はコーティング弦を一度お試しになるのを自分の経験から強くおすすめします!

担当:前田

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