4月に入り暖かくなってきましたね。
新学期や新しい環境に向けて楽器を新調する方や始めてのマイ楽器を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はホルンの「どうなんだろう。。」とよく疑問に挙がるロータリージョイントについて、ご紹介いたします!
ホルンのロータリージョイント
ホルンのジョイントには2種類の方法があり、紐式とボール式があります。
低価格帯のモデルには、紐式が多く高額商品にはボール式が多いと思えば高額商品にも紐式の個体も多くあり、なにが違って使い分けされているのか疑問に感じたことはありませんか?
ボール式のほうが見た目がカッコ良さそう!
紐は切れてしまうんじゃ。。。
などなどそれぞれのメリット・デメリットや違いを見ていきましょう。
紐式
メリット
・紐が伸びるわけではないですが、程よいクッション性がある
・優しい押し心地
・レバーの高さを調節できる
デメリット
・紐が切れるおそれがある
(一部がほつれてきたりオイルが染み込んで変色してきた場合は交換の目安です◎)
・ロータリーの切り替えによる歯切れのよい演奏にはボール式が向いている
好みのレバーの高さや固さに変えられ自分なりにカスタマイズしたい方におすすめです。
ボール式
メリット
・紐が切れてしまうなど突然のアクシデントがない
・連携部にオイルを差すだけでメンテナンスができる
・歯切れよく音が切り替えるのに向いている
デメリット
・動作不良が起きた場合、大掛かりな修理になる可能性がある
・レバーの高さを変えられない
・ノイズが発生する事がある
簡単にメンテナンスができてアクシデントの心配が少ないものをお求めの方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
このようにそれぞれに良さがありますので、ご自身に合った1本を見つけていただきたいなと思います。
デメリットも記載させていただきましたが、毎日のメンテナンスで防げる内容でもありますので日々のメンテナンス・チェックを習慣づけましょう!
少しでも参考にしていただけますと幸いです^^
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