はじめてのマウスピース~金管編~ 

新学期がはじまり吹奏楽部も新入生を迎え、新編成なる時期になりましたね!

この春から中学、高校生に進学された学生のみなさん、また吹奏楽部にはいりたいなと思っている方に向けて
今回は、「はじめてのマウスピース~金管編~」を紹介いたします。

あの楽器ってどんな楽器?

吹奏楽部で演奏される金管楽器は主に
・トランペット
・トロンボーン
・ホルン
・ユーフォニアム
・チューバ
などがあげられます。

トランペットは、管楽器の「花形楽器」といわれることもあるほどパワーがありバンドを引っ張ってくれる役割を担っています。
持ち替えでコルネットやフリューゲルホルンを演奏することもあるパートです。

トロンボーンは、中低音域を担当します。元々は教会音楽に用いられミサにおける聖歌の合唱等の伴奏楽器として活躍していました。
そのため、曲中の美しい「ハーモニー」を奏でるパートです。

ホルンは、昔使われていた狩猟の際の角笛が発展した楽器で、ベルに右手を入れ音程や音色などをコントロールをしています。
曲を構成する重要なリズムを担当することが多い楽器です。

ユーフォニアムは、非常に柔らかくあたたかい音色を持ち、トロンボーンと同様で主に中低音域を担当します。
バンドを支える役割を担っているパートです。

チューバは、金管楽器の中では最も大きな楽器で、チューバなくしてバンドは成り立たないほど、低音でバンド全体を支えています。
楽器が大きいため肺活量は他の金管楽器と比べるとたくさん必要になります。

金管マウスピースの種類

マウスピースは各楽器ごとにサイズや形状が異なり、その中でも様々な種類がございます。

マウスピースは主に、「カップ」と「リム」のサイズの違いで音の特徴や吹奏感が変わります。
「カップ」が下の画像では赤色の斜線部分、「リム」が水色の斜線部分を指します。
ではカップやリムがどう違うのかを簡単にご紹介します!

「カップ」
深い:やや息の量は必要になるが、大音量になっても割れずに安定した音。音量が大きめ。
浅い:コントロールがしやすく比較的に楽な吹奏感。音は割れやすくなる。音量が小さめ。

「リム」
厚い:疲れにくく高音域が吹きやすいが、コントロールが難しくなる。
薄い:コントロールはしやすいが、やや疲れやすくなる。

それぞれの特徴を踏まえ、はじめてのマウスピースにおすすめのお品をご紹介いたします!

はじめてにおすすめのマウスピース

【トランペット】

●YAMAHA 11B4
●Bach 7C

 

YAMAHA 11B4は、ヤマハトランペットのスタンダードシリーズに付属しているマウスピースで、初心者でも鳴らしやすくコントロールのしやすい定番マウスピースです。
Bach 7Cは、迷ったらまずおすすめしたいマウスピースで、こちらもBachのトランペット本体に付属しています。明るい響きで全音域反応の良いマウスピースです。

【トロンボーン・ユーフォニアム】

●Bach 5GS

Bach 5GSは、太管と細管どちらも人気の高いマウスピースです。
5Gマウスピースの特徴と似て、低音域から高音域までのバランスが良く落ち着いた響きです。

【ホルン】

●YAMAHA 30C4

内径でUカップのためスピード感のある音で、適度な抵抗と力強く豊かな音を持つスタンダードマウスピースです。
初心者の方でも鳴らしやすく人気の高いモデルです。

マウスピースの選び方

ここまでに、はじめてのマウスピースにおすすめのモデルをご紹介しましたが、同じモデルでもマウスピースには1つ1つ個体差があり、奏者の吹きやすいモデルも異なります。
マウスピースをお探しになる際には、試奏をされることをおすすめいたします!

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回の記事は、はじめてのマウスピースを選ぶ際にお役立ていただけると幸いです。

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当店では、マウスピースやリガチャーなどを買取・販売しております。
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