トロンボーンのスライドは”正常”な動作をしていますか? 

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
この寒さによって楽器の状態も変化する場合があり、特に金管楽器の抜差管など動作する部分に影響が出やすくなります。

今回は、動作不良を起こすと特に困ってしまうトロンボーンのスライドの対策と改善方法をご紹介します!

動作不良が起こる原因

なぜ寒さで動作不良が起こるのかですが、動作する部分にはオイルやグリスを使用されていると思います。
そのグリスが寒さにより固まってしまうことがあり、動作不良や動きが鈍くなったなと感じるということになります。
ではどうしようもないのかと言われるとそうでもなくきちんと対策はできます。

対策と改善方法

対策としましては、こまめにクリーニングをおこなうことと演奏前に注油するということが重要になってきます。
演奏が終わったと水抜きと表面のクリーニングだけおこなっていませんか?
この状態で片付けて次も演奏するとなればどうしても保管期間に固まってしまう可能性があり動作が鈍くなってしまいます。

少し大変ではありますが、しっかりスライドも抜いて拭いてあげることができれば固まるといったことはほぼありません。

もし動きが悪くなってしまった。。
演奏はできるけどなにか突っかかりがある気がする。。
と思われる方がいらっしゃいましたら、動かすスライドの内側と固定しているスライドの外側をクリーニングしてあげると、かなり改善されると思います。

それでも改善されない場合は、スライド自体が歪んでいる可能性がありますので早めに修理に出しましょう!

まとめ

いかがでしたが??
どうしても起こってしまうことでもありますので、動作がおかしくても慌てないで確実に対処していきましょう!
また、暑い季節は固形タイプのグリス・寒い季節はジャム状のグリスなど使い分けることでより快適に演奏ができますのでぜひ参考にしてみてください^^

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