フルートの彫刻は見た目の良さだけではありません! 

先日、買い取りさせていただいたフルートですが非常に丁寧で綺麗な彫刻が施された楽器でした。
ゴージャスやなぁとその楽器を見て1番に思いましたが、彫刻は見た目だけでなく大事な役目を果たしています。
今回は、その役割についてご紹介いたします!

彫刻が施される箇所

よく彫刻されている箇所は、リッププレート、キイ、ヘッドスクリューに多く見受けられます。
彫刻の種類などもメーカーによって様々ありますが基本は、手彫りされており職人さんの中でも限られた人にしか携わることができない職人技です。

彫刻の役目

大事な役目を果たしているのはリッププレートに施された彫刻です。
リッププレートの彫刻は、アンブシュアの位置を固定させ安定させる滑り止めのような役目を持っています。
実際に拭き比べてみると確かに安定感が増しているのが感じられました。

その他の、キイやヘッドスクリュー部分の彫刻は音色には影響なく装飾としての役割を果たしています。

また、彫刻によるわずかな重量の変化はございますが、それによる音色の違いなどはほとんどなく聞き分けられるかと言われると難しいとされています。

まとめ

いかがでしたか?
見た目がゴージャスな以上に大事な役割があります。
オプションによって彫刻を追加することはできますが、新品購入時にしか対応いただけない場合もありますので、いつか彫刻を入れたいと検討されている方は確認してみてください!

当店では、彫刻の入ったモデルもよりお買い求めやすい価格で販売しております。
気になる個体がありましたらぜひお問合せください^^

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