管楽器奏者にとって大変な季節がやってきました。。
金管楽器の方は、楽器がそもそも冷たすぎる。
木管楽器の方は、手がかじかんで動かしづらい。
そしてどちらの楽器にも共通しているのが、ピッチが安定しない!!!
夏はピッチが高くなり、冬は下がってしまいそれぞれ調整にも限度があるので、どうにか合わせようと苦労した方も多くいらっしゃると思います。
今回は、どうして気温によってピッチが変わってしまうのかご紹介いたします!
温度によって音の伝わり方が変わる
構造が変わったわけでもないのに、音の伝わり方が変わるとはなんぞやと思われた方もいらっしゃるかと思います。
管楽器は楽器内の空気を振動させることによって音を出しています。
物理のお話になってしまいますが、その音にはそれぞれに波長というものが存在しており温度が変わることで波長の長さが変わりピッチが変わるということなのです。
温度が高い→波長が短くなる→ピッチが上がる
温度は低い→波長が長くなる→ピッチが下がる
まとめ
いかがでしたか?
仕組みが分かると大変だけど仕方ないなと思えませんか?
気温が影響するので室温やステージ上など色んな場所で影響を受けています。
日々の練習の中で、最大これくらいの調整は必要なんだなど自分の楽器を知っておくとちょっとした変化にもスムーズに対応ができるようになります。
ピッチの変化に限らず練習をしていく中でたくさんの発見ができればいいなと思います^^
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