最新技術!今をときめくモダンなアコギをご紹介! 

アコースティック・ギターは長い歴史を持っており、そのほとんどが伝統的な作りになっています。また、定番モデルの形状やサウンドを模したモデルに人気があるため、エレキギターなどと比較して個性的なモデルは少なかったように思います。

ところが近年では、最新技術をふんだんに取り入れた革新的なモデルも増えており、ギタリストたちを驚かせています。

今回は、最新の技術を取り入れたモダンなアコースティックギターを3点ご紹介いたします!

Fender American Acoustasonic Stratocaster

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言わずと知れたフェンダー社から発表されたアコスタソニックは、エレキギターのようなボディ形状ですが、エレキでもアコギでもないハイブリッドなギターと言うコンセプトで開発された非常に個性的なモデルです。

アンダーサドル+コンタクト+マグネティックのトリプルマイクでピックアップした弦振動をFenderとFishmanが開発したアコースティックエンジンでモデリングすることで、フィンガースタイルにも適したリッチなドレッドノートの音色からベルトーン溢れるエレクトリックギターのサウンドまで多様なサウンド=ボイシングをアウトプットすることができます(ボイシングは5Wayセレクターの各ポジションにABの2つづつ割り当てられており、それをModノブで選択/ブレンドすることが可能です)。

薄く、エレキギターのような演奏感で上質なアコースティックサウンドを得られるため、アコギ弾きだけでなくエレキプレイヤーやスタジオミュージシャンからも高い支持を得ています。

Composite Acoustics Cargo RAW

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こちらは電気系のパーツなどではなく素材が特殊なモデルです。
カーボンファイバーを使い、ネックまで一体成型されたボディを持つ当モデルは、木材を使用したアコースティックギターの弱点である湿度変化に極めて強く、また優れた音響特性を持ちながら非常に強靭です。

ショートスケールによる取り回しの良さやヒール部分のなめらかな形状により演奏性は抜群。サウンドホールの位置がオフセットされているため、演奏時に手に邪魔されず、想像以上に大きな音量でなってくれます。

LAVA MUSIC LAVA ME 2

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"Air sonicカーボンファイバー"という人工素材を採用し、ボディトップは三次元的なハニカム構造により強度と鳴りのバランスが最良になるよう設計されています。

ミニギターでありながら大きな音量に驚かれることもしばしば。
また、内部に専用のスピーカーを内蔵しており、生鳴りにエフェクトを掛けることができるのも魅力。ちょっとした出先で演奏する際にもリバーブやコーラスを使った立体的なサウンドでプレイが可能です。

なんと、最新モデルのLAVA ME 3にはタッチパネルを搭載し、スマホアプリで連動させることも可能とのこと!文明の進化を感じます…。

さいごに

いかがでしょうか?
個人的には興味津々で、ぜひ一度持っていたいと思うような魅力的なモデルばかりです。
最近では素材や電気系パーツ、仕様など個性的なモデルもたくさん出てきています。
伝統的なモデルももちろん大好きなのですが、たまにはこういったモデルを演奏してみるのも刺激的ですごく楽しいものですよ!

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