【入荷特報】圧巻のルックスと確かなサウンド Fender Custom Shop 1957 Stratocaster heavy relic が奇跡の入荷 

Fender Custom Shop 1957 Stratocaster heavy relic 2TS 2010年製

Fender Custom Shop 1957 Stratocaster heavy relic 2TS 2010年製を買取させていただきました。

楽器買取専門店のQsic(キュージック)では、不要になった楽器を買い取りしております。
神戸店やなんば店での店頭買取はもちろん、宅配買取サービスで日本全国のお客様から楽器を買い取っております。
本記事では、Qsicの楽器買取サービスをとおして入荷したお品の中でも、ひときわ価値が高い一品をご紹介します。

歴史あるヴィンテージ・フェンダーに敬意を表し製作される、カスタムショップのフラッグシップ「TIME MACHINEシリーズ」。

こちらは、フェンダーストラトキャスターの中でも人気が高い時期の1957年のを再現。

1957年の何が良いのか

ストラトキャスターには、重要な3つの年式があります。
54年(ストラトキャスターにとって最初の年)、57年、62年。

実は、発売当初の1954年当時のストラトキャスターは、まだ特によく知られていませんでいた。
従来のギターとはかけ離れていると言われ、お世辞にも良い評判とは言えない状態でした。
「ストラトキャスターは、真剣に検討する価値がない単なる道具、ギミック的な仕掛け、冗談だ」と言われていたこともあるそうです。

その後、レオ・フェンダーと彼のスタッフは、ミュージシャンと共に修正と改良を繰り返しながら、ストラトキャスターのさらなる開発に取り組みました。

  • 1954年初夏、シリアルナンバーが、バックトレモロ・プレートからネックプレートに移された。
  • 1955年、バック・トレモロ・プレートの丸い弦穴が楕円形に変更される。ストラトキャスターのピックガード、コントロールノブ、ピックアップカバーに使われていた脆いプラスチックを耐久性の高いプラスチックに変更。
  • 1956年ピックアップのマグネットがアルニコ3からアルニコ5に変更。ヘッドストックのラウンド・ストリング・リテーナーが、BとハイE弦に「ハーフ・トンネル」ガイドを備えた「バタフライ」ストリング・ツリーに変更。
  • 1956年半ばにStratocasterのボディをアッシュから安価で加工しやすいアルダーに変更(今夏ご紹介のギターはアッシュボディ)。
    また、オリジナルのストラトキャスターのネックは丸みを帯びた「C」型プロファイル(「D」型や「U」型とも表現される)だったが、1955年から1957年にかけてシャープな「V」型や「ミディアムV」型プロファイルに変更。
    後に丸みのあるプロファイルに戻されている。
  • 1958年前半には、3色のサンバーストフィニッシュとなり、「中間色」の赤が追加。

2色のサンバーストフィニッシュは1957年の特徴ともいえます。

このように、多くの改良がおこなわれ、1957年にはストラトキャスターの基本形が完成したのです。

これらのデザイン変更の多くが実施された時点で、高い評価と影響力を持つ何人かの手に渡っていました。
そして、1957年12月1日(日)にエド・サリバン・ショーに出演したテキサス出身のロックンロール・トリオ、クリケッツの登場により、その状況は一変。
ストラトキャスターを使って曲を演奏し、会場を沸かせたのです。

こういった経緯もあり、1957年はストラトキャスターにとって特別な年となっています。

「トーンの女王」Abigail Ybarra(アビゲイル・イバラ)

こちらのギターのリアピックアップには、アビゲイル・イバラ氏のサインの入ったグレーボビンピックアップが搭載されています。

イバラ氏の手巻きピックアップは、50年代後半から今日まで、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、バディ・ホリー、スティービー・レイ・ヴォーンなど無数の伝説的なアーティストが演奏した楽器に搭載されています。
彼女のピックアップは、アーティストやコレクターにとって非常に魅力的なものとなっています。

アビゲイル・イバラ氏は、1956年にフェンダー社に入社。
彼女のいとこが、フェンダー社ではんだ付けをしていたことがきっかけで入社します。

当時はまだ10代で、母と妹との3人暮らし。
イバラ氏の家系はラテン系。裕福ではなかったため、家族を養うために仕事をしなくてはいけなかったそうです。

「当時のフェンダーはインセンティブ・プランがあり、その辺の会社より収入が高かったことも動機としてあった。」とインタビューでは応えています。

そこから2013年の引退まで、ずっとピックアップを巻き続けて、いまや伝説の職人の位置までにたどり着きました。

Fender Custom Shopマーケティング・ディレクターのマイク・エルドレッドはアビゲイル・イバラ氏について、
「我々の企業としての方向性や業界のリーダーとしての地位を確立した多くの人物の一人です」と述べています。

そして、現在もFender Custom Shopで彼女の遺産は引き継がれています。

Fender Custom Shopピックアップ・スペシャリストのJosefina Campos(ホセフィーナ・カンボス)は、イバラ氏の下で見習いをしながら、半世紀の経験のみが生み出すことのできる技術を習得。

意図的なのかはわかりかねますが、彼女もアビゲイル・イバラ氏と同じく、ラテン系のようですね。

1991年からFenderに勤務するカンボス氏は、イバラ氏の伝説的な技術を受け取っています。

Josefina Camposについて

長いストラトの歴史の中でも、重要かつ人気の高い年代のモデルを再現。アビゲイル・イバラ氏のピックアップも搭載で、ストラトキャスターファンにはたまらない一本ではないでしょうか?

在庫も一点のみでございますので、気になった方はぜひお問い合わせください。

当店販売サイトより(このページでもご注文可能です。)

※このページでもご注文可能ですが、たくさん画像をご用意しておりますので商品ページもご覧ください。
Fender Custom Shop 1957 Stratocaster heavy relic 2TS 2010年製 [UI023]

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