「鍵盤弾き語り」に必要なのはコレだけ! 

「弾き語りでストリートライブをしてみたいけど・・・」
「結婚式の二次会で弾き語りの余興を頼まれた!」
「音響設備のないカフェで演奏することになった!」

など、突如やってくる「機材を全部用意しなきゃいけない」問題!

そんな「鍵盤弾き語り」をおこなう場面で必要なものを以下、おまとめいたします!

①シンセサイザーorキーボード

これは必須ですね(笑)

さて、鍵盤を選ぶ際に重要なのが、会場に「電源があるか、無いか」です。
カフェや二次会の会場などは電源を確保できるので運び入れることができるならどんな鍵盤でも構いません。

ただ、屋外で演奏する場合に電源が必要となると発電機を持っていかねばなりません。
最近のアウトドアブームもあって高品質な発電機がたくさん発売されてはいるのですが、一人で持っていくにはちょっと重いですよね。

なので、やはり『電池駆動』の鍵盤楽器が最適となります!

多数の魅力的な鍵盤がありますが、ストリートライブといえばやはり「Roland JUNO」シリーズですね。

電池駆動可能ながら、高品質な音色と多彩なエフェクトを搭載しており、しかも操作性がシンプル!

また、マイクインプットを搭載しているのも特徴。

後ほど出てきますが、音を出すためには「アンプスピーカー」が必要なのですが、弾き語りの場合、歌も歌うのでアンプにはマイクのインプットと鍵盤のインプットの2chが必要となります。

JUNOを使用する場合、シンセ本体ににマイクインプットがありますので、こちらに入力をすると出力はJUNOのメインアウトプットからの1本となります。
そうするとアンプ側もインプットが1つ(1ch)で済む=「選択するアンプの幅が広がる」ということになります。
(アンプ側の許容量やワット数にもよりますので、そちらはご確認いただいた上で使用をお願いいたします。)

また、リバーブ、オートピッチなどのボーカル・エフェクト機能も搭載されていますので、エフェクトを別で用意しなくてもライブのクオリティを上げることが可能。

まさに弾き語りのためのシンセサイザーが「JUNO」シリーズなのです。

②アンプスピーカー

スピーカーが搭載されている電子ピアノなどは、演奏場所によってはアンプスピーカーは必要ないかもわかりません。

ただ、弾き語りをするためのマイクインプットが搭載されていなかったり(マイク使えんやーん!)、搭載されているスピーカーの出力が小さかったり(出音めっちゃちっさいやーん!)、やはりアンプスピーカーは必要な場合が多いかと思います。

「アンプが多少重くても鍵盤をしっかり弾きたい!」という場合は、キーボードアンプがおすすめ。

RolandのKCシリーズは電池駆動では20W、アダプタ使用時は30Wの出力が得られるため、パワフルで安定したサウンドが楽しめます。
また、シンセサイザーの音域は他楽器と比べて広いのですが、専用アンプですのでレンジが合わないことによる音割れや機材故障などの心配もありません。

ただ、唯一気になる点がエフェクトが独立しておらず、メインにかかりますので、鍵盤とマイクを1chずつ入力した場合にどちらにもエフェクトがかかってしまうということ。

そこをカバーするのが、「Roland CUBE Street」シリーズです。

商品名の「Street」からも分かるように電池駆動のアンプで、屋外や電源のない場所での演奏に非常に便利なつくりとなっています。

画像は旧型の「Roland CUBE Street」ですが、現行は「BOSS CUBE Street II」となっており、どちらかというとギターよりのつくりではありますが、2chが装備され、鍵盤の演奏においても人気のモデルです。

エフェクトやイコライザーが独立して搭載されているので、屋内、屋外を問わず、演奏する場所や人数に応じて細かくセッティングすることができます。

「Roland CUBE Street」は5Wの出力ですが、「BOSS CUBE Street II」では10W、上位機種の「Roland CUBE Street EX」では最大50Wでの演奏が可能ですので、いろいろと比較検討されるのがおすすめです!

「鍵盤の演奏を重視したい」「エフェクトは別でかけるからいらない」「とにかくコンパクトでカンタンなものがいい」など、ご自身のスタイルに合わせて選んでみてくださいね♪

③マイク

最近はご自身で歌ってネットにアップすることも極々簡単になりましたので、マイクもお安く質の良いものが手に入るようになりました。
ですので、マイクに関しては「ダイナミック型」を選んでいただければ、「取り急ぎ大丈夫!」とさせていただきます。
(マイクは奥が深いので、また別の機会にまとめます^^)

④キーボードスタンド

キーボードスタンドには主に「X脚」と「四脚」に分類されますが、移動のことを考えますとX脚の比較的軽量なスタンドがおすすめです。
88鍵盤を使用する場合は安定感に欠けるのと、脚を広く開く必要があるので、立って演奏するのは大変になるのですが、88鍵盤でなければX脚のスタンドの方がとにかく軽いので便利かと思います。

⑤マイクスタンド

これまた昨今の「歌ってみた」ブームのためか、非常に質が良くてお安いスタンドが簡単にネットで買えるようになりました。
屋外で使用する場合、少し重量がある方が倒れたり、揺れる心配がないので良いのですが、移動のことを思うと重すぎるのも辛いので、そのあたりに注意していただけるとと思います。

またストレートタイプ(司会の方が使うような曲がらないタイプ)は、やはり弾き語りで使用するのには不向きですので、そちらもご注意ください^^

さぁあとは、鍵盤とアンプをつなぐケーブル、マイクとアンプをつなぐケーブルがあれば大丈夫!
コンパクトにまとめればキャリアカートに収まります!

ぜひご参考くださいー♪

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