先日、プライベートでギターアンプシミュレーターのプラグインソフトウェアと、ミックス時に音圧を稼ぐのに使用していたプラグインソフトウェアがPro tools内で起動しなくなりました。
どうやらAAEエラーの7054番のエラー(AAE -7054)らしいです。
「処理の容量が足りない」と表示され非アクティブの状態。
プラグインソフトウェアのライセンスを管理しているところを確認しても問題はなさそう。
といった状況で困り果ててしまいました。
なにせパソコンのOSのアップグレートどころか、その動いていた環境からなにか一つでもアップデートするのもためらっていたほどで徹底もしていたので理由がわかりませんでした。
ひとまず、Pro toolsの設定のキャッシュのファイルを取り除いてみたり、取っていたバックアップで間違いなく動いていたタイミングのものに戻してみたり
と検索で出てくるものや基本的なものまで色々やってみましたがダメでした。
検索で出てくるページが英語なのはまだしも、セキュリティの関係で入れないページ(開かないほうが良いページ)があるのはきつかったですね。
違うエラー番号が表示された
そうこうしている内に”AAE -7058、 有効な 64 bit AAX プラグインではありません” といったエラーに切り替わりました。
こちらのエラーで検索してみると。
・iOS 13/iPadOS 13以降を搭載したAppleデバイスを接続することで実行されるDevice Support Updateにより発生。とありました。
そういえば、iPhoneのバックアップ取るために接続してた…。
“対応するPro Toolsのアップデートが必要となる可能性があり、プラグインのアップデート等のみでは対処が困難な問題となります。”とも書かれていたので少しヒヤヒヤしました。
“macOS 13以降へのアップデートを実行することで、問題を解消できる場合もあるため、可能な場合はOSアップデートもご検討ください。”ともあったのでOSの更新を試してみることに
OSのアップグレード
macOSをHigh Sierra(10.13)にアップグレード
Pro toolsの言語設定が英語になって起動しましたが、プラグインの類も全て問題なく動きました。
「OSのアップグレードなどは様子見」はセオリーですが、まさか周辺機器の接続が影響してエラーを出すとは…。
勉強になりました。
使えていた段階のバックアップにまで戻してもエラーが出た時は予想外でしたが、なんとかなりました。
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※お使いいただいているパソコンのスペックやOSのバージョン、ソフトウェアのバージョン、エラーの本当の原因はそれぞれなので、記事内の細かなバージョンなどは参考になさらないでください。
また、ご相談はお受けできません。
もし同じようなエラーで悩んでおられた方が助かったのであれば幸いです。
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