James Tyler studio elite
世界中のレコーディングギタリストから絶大な信頼を得ているJames Tyler Guitar。
ロサンゼルスのアーティストに使用される所からはじまり、その後口コミを中心に世界中にまで広まったというところからも、ギターブランドとしての技術力の高さがうかがえます。
そんなJames Tyler の Studio eliteを買取させていただきました。
James Tylerのギターは「価格が高すぎる」と言われることが多いのも事実。
しかし先述のとおり、James Tylerのギターは、製作をはじめた時からL.A.のトッププロが好んで使用している根っからのプロフェッショナルクオリティ。
David William氏が、マイケル・ジャクソンの”Bille Jean”のカッティングソロでJames Tylerのギターを使ったというのは有名な話（どのモデルかは不明）。
また、Steve Lukather氏やMichael Landu氏など、数えきれないほどのアーティスト/ミュージシャンが、JamesTylerのギターを使用しています。
どのアーティストも、第一線で活躍するトッププロ。
その顔ぶれから、JamesTylerが提供する製品に対しての絶大な信頼がうかがえます。
James Tyler Guitars
James Tylerは、1970年代前半にカスタムエレクトリックギターの製作と、リペアを始めました。1980年代、アメリカではギターの改造がブームになり、プレイヤーは電装系を交換したり追加したりして、ピックアップとハードウェアの完璧な組み合わせを探っていたのでした。
そんな背景もあってか、彼の評判は1980年代後半から1990年代前半にかけて口コミで広がり、ロサンゼルスのスタジオシーンで活躍する多くのトッププレイヤーやアーティストから信頼されるようになっていきました。
そして、1987年にStudio Eliteの第一号が発表されます。
ギター製作における手作業へのこだわり
熟練の職人による手作業に対してのこだわりが強く、コンピュータで制御された最新の設備を採用するのにも非常に慎重だったようです。
ネックは手作業で最終シェイプされ、ボディはサンディング、ペイント、バフ仕上げの工程で何時間も手作業で作業されます。
フレットは10段階の工程を経て手作業でドレッシング、ポリッシュされ、コンピュータ制御の機械では作れない優れた仕上がりになるとのこと。
ギターの組み立て、調整、セットアップ、演奏、試聴などのテストは、品質にこだわる人たちによっておこなわれます。そして、最終的なセットアップをおこないます。
ギターに対するこだわりは使われる木材にも
このギターに使われている木材は、マムヨ材（James Tyler発の造語、正しくはジェルトン）といわれるもの。
マレーシア全土で採れる、柔らかく軽い木材です。
乾燥は早く、乾燥後の変形もほとんどみられません。
鳴りがよく、高域が丸みのある音質になります。
中域に関しては上から下まで幅広くカバーし、低域は多くないのというのが、木材の持つ特徴です。
しかしマムヨ材は、メイプル材などと比べて柔らかいため、ネジ穴が緩みやすいという問題がありました。
製作初期のころは、配送先でネックがずれているということも多かったそうです。
James Tylerはそれを解消するために、ネックスクリューと一緒に金属製のスリーブを使うようにしました。
スリーブの内径はネックスクリューの外径と同じなので、ネックとボディの接合部が非常に強固になり、ネックがずれるという問題を解消しました。
ボディ材を変えるという方法で解決をしなかったのは、ボディ材へのこだわりの表れでしょう。
また、電装系もこだわっています。
ダミーコイル
シングルコイル使用時のノイズをカットするために、フロント/リアPUの間にはダミーコイルが搭載されています。
ピックアップもJames Tylerのものを使用しており、ストラトのようなクリーンなトーンから、ファットでウッディーなレスポール・クランチ・トーンまで、バランスのとれたフル・サウンドが得られます。
ミッドブーストは、リードモードやJC-120などのクリーンアンプでクリーンサウンドを使用する際のローエンド強化に有効でしょう。
James Tylerのギターは、世界中のアーティストから信頼され使われていますが、同時に価格も高騰し続けています。
そんな高価なギターもQsicなら、中古でお得に手に入れることができます。
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≫ James Tyler studio elite [RI388]
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