ピックアップのストックをガサゴソ漁っていると…
お目当てのものではないのですが良いものが出てきました。
BARE KNUCKLE PICKUPS!!
テレキャスター用のBrown Sugarと、ハムバッカーのセットのStormy Mondayです。
余らせていて良い代物じゃないぞ…と思いながらも、きっと忘れた頃に別の機会に再会しそうな気がします笑
それはさておき、ベアナックルのピックアップ、良いですよね。
PeripheryのギタリストMisha Mansoor氏のシグネイチャーPUのJuggernautが近年の「モダンなハイゲインサウンドからクリアなクリーンまで対応」のブランドイメージを付けているように感じますが、シングルコイルやヴィンテージPAF系のピックアップも優秀なものが多いブランドです。
型番によって出力の差はあれど、レンジの広さはどのモデルにも共通しています。
ピッキングのダイナミクスやギターのボリュームに対しての追従性の高さを重視される方に試していただきたいブランドです。
個人事業、社内の少人数の手によるハンドワイヤードで製造されていて、25年以上プロのギタリストとして活動しているTim Millsがチームを率いています。
「ところでこのパッケージの人誰なん?」
目を引くパッケージのおじさん。
「一体誰なのか?」不思議に思ったのは私だけではなかったようです。
公式サイトのOUR STORYのABOUT USの項に説明されていました。
~いつもBare Knuckleのロゴと一緒に使われてきたボクサーのイメージは非常に刺激的なイメージで、よく聞かれます。ボクシングのタイツとサッシを身にまとい、つるつるした髪とワックスで仕上げた口ひげで、その正体は当初は少し謎で、発見されたオリジナルの画像にはタイトルも名前もなかった。~
とあり、ブランドの方達も最初は「このおじさん誰?」状態だったようです。
広告やパッケージに使用したオリジナルの画像は※シガレットカード だったとあります。
※紙巻きタバコのパッケージにオマケとして封入されているカード
~誰かわからなかった当初、コーニッシュマン、3度の世界チャンピオンであるボブ・フィッツシモンズ、米国のヘビー級チャンピオンであるジョン・L・サリバンの名前がこの写真の男性の名前として挙げられていた。
実はそれは、ボブ・フィッツシモンズのマネージャーで、ベアナックルファイターのジミー・キャロルだった。~
ジミー・キャロル (本名ジム・フレミング)
1852年にロンドンで生まれたジミー・キャロル (本名ジム・フレミング) は、ボクシングでハートパンチをよく使う敏捷で科学的アプローチをした軽量級ファイター。
彼の初期のキャリアはロンドンでボクシングをしていたが、彼のプロの戦いの大半はアメリカで行われ、アンディ・ボーエン、サム・ブレークロック、トミー・マクマナス、マイク・スカリーなどの選手を破り、200ラウンド以上を戦った。
仲間のイギリス人、ボブ・フィッツシモンズと喧嘩し、その後ボブ・フィッツシモンズのマネージメントをしたり、当時の他の多くの戦士を訓練したり、後援活動も行っていた。
初期は絵柄が違う?
ベアナックルのパッケージ、現在はイラストレーターのKarl Pitwonによって再描画されたものが使われています。
もしかしたら元箱のイラストが現在と違うものがあると、この再描画前の初期のものかもしれませんね。
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