管楽器の修理って高額すぎませんか??~木管編~ 

1年くらい楽器の状態を見てもらっていないからちょっと見てもらお~っと軽い気持ちで楽器店へ持っていくと○万円かかります。など予想外の金額を聞かされてびっくりした経験をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。

「気になることもなく普通に吹けているのに、なんでそんなにかかってしまうの?」と疑問を持った事はありませんか??
今回は、よくある症状とどんな修理をしているのかを詳しくご紹介いたします!

よくある修理の種類

木管楽器の修理項目の中で、よくある修理と内容については以下の通りです。
毎回この項目はしているな。というのもあるのではないでしょうか?

1.クリーニング
楽器を全て分解するものと組み上がっている状態でおこなうものの2種類ありますが、
どちらの方法でおこなうかによって同じ内容でも値段が変わってきます。
「クリーニングぐらい自分で!」ともし楽器をばらした場合、元に戻せなくなる可能性がありますので要注意です!

2.タンポ交換
それぞれのキイについている丸いふかふかしたものをタンポと呼びます。
タンポ交換とは、その名の通り古くなったタンポを新しいものに交換する調整になります。
一見すると、付いていたものをとって嵌め直すだけと思われがちですが、実は、非常に精密で技術を要する作業となります。

修理工程は、タンポを嵌めるためにセラックと呼ばれる接着剤を温めてタンポに付け、そのタンポをキイに付けていきます。

そして、タンポのついたキイを温めてトーンホールとタンポの間に隙間ができないように短時間で確実に合わせていく必要があります。
少しでも隙間ができてしまうと、音が鳴らなくなるので高度な技術であり、修理金額も上がってしまいます。

タンポのパーツも安くなく1つあたり約80円~1,000円くらいするものもあります。

3.バランス調整
木管は、1つのキイを動かすと違うところも動くなど連携している箇所が多く見受けられます。
バランス調整はその連携している箇所が正常に機能するように、極小さなネジや所々にあるコルクを調整し合わせていく作業になります。

連携が少しでもズレていると、どう頑張っても音が出ません。。
また、音ムラができ吹きにくい楽器となってしまいます。

4.消耗品交換(コルク交換)
おもにクラリネットの組み立てつ箇所についているコルクや、サックスのネックについているコルクを指すことが多いです。
また、1箇所だけポロッと取れてしまったときも、消耗品交換となります。
こちらは、楽器の気密性や組み立てを維持するのに影響してきますので、きつすぎず緩すぎずその楽器に合った調整が必要となります。

5.全体調整
バランス調整や、タンポ調整などまんべんなく調整をする内容になります。
比較的、交換などは少ない調整になるので、ちょっとしたズレを直して欲しいという場合におこないます。
どこに違和感がありどの調整をすればよいかなど的確に判断する必要があります。

6.オーバーホール
一番大掛かりな修理になります。
タンポも消耗品も全て交換しバラン調整やタンポ調整もおこなうフル調整になります。
新品の状態に戻すといったイメージを、持っていただければよいかと思います。
1から作り上げるため時間ともとに戻す技術などが必要になり、どうしても高額になってしまいます。。

パーツだけでも20,000円ほどする場合もあるため、オーバーホール代金は約50,000円~100,000円ほどかかる楽器もあります。

まとめ

いかがでしたか??
細かなとろで様々な技術が使われているのです。
また、パーツが以外に高いんだなとびっくりしますよね。

修理は高額だ!と言ってきましたが、定期的に見せていただければ数箇所の点検のみでお安く済みますので、半年に1回のペースでチェックしてもらいましょう♪
ここで、「高いんやったら持っていくのやめよ。」となってしまっては更に修理費がかさむだけですので、状態はこまめに確認させていただきたいなと思います!

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