60年代/70年代のプレシジョンベースの違いとは? 

最近はビンテージ楽器の買取も多くさせていただいております!
ベースに限らずギターやアコースティックギターもビンテージの在庫がございますので、ぜひ一度店頭ならびに当店販売サイトもチェックしてください^^

さて、今回は現在(2021年5月31日時点)当店にございますビンテージベース、63年製と77年製のプレシジョンベースの違いを見ていきたいと思います!
63ボディ77

ヘッドロゴ

60年代
63ヘッド
60年代(64年まで)はヘッドロゴが、いわゆる「スパゲティ・ロゴ」を採用しておりました。
スパゲティ・ロゴのプレベを見るとビンテージベースが好きなら思わず心のなかで「おっ!」と思うのではないでしょうか!?

64年以降は太字の「トランジション・ロゴ」が採用されていますが、これはフェンダー社がCBS社に買収された時期に変更となりました。

70年代
77ヘッド
70年代は大文字のロゴにパテントナンバーが記載された、いわゆるCBSロゴが採用され、76年以降は画像にあるように、文字は少し小さくなり、ロゴ下にシリアルナンバーが記載されるようになりました!

ネックジョイント

60年代
63ジョイント
ネックジョイントは4点止め、プレートにはシリアルナンバーのみ刻印がされています。

70年代
77ジョイント
60年代と同じく4点止めですが、プレートには「F」マークの刻印がされています。
この年代は、シリアルがネックプレートからヘッドへと変更されました。

ボディ/指板

60年代
63ネック

アルダーボディにローズウッド指板という仕様が主流で、63年からはラウンド貼り指板(指板のRに沿った貼り方)が採用されております。
今でも多くのベースにこの仕様が取り入れられております!

70年代
77指板
70年代はアッシュボディにメイプル指板が主流でございました。
アンサンブルの中でも埋もれず、音抜けの良いサウンドが求められた時代だったからか、アッシュ/メイプルという仕様が人気を博しました。

ちなみにメイプル指板にはコーティングがされておりますが、これはメイプル材が白い為、コーティングをしないと汚れが目立つからという理由だそうです^^

まとめ

いかがでしたでしょうか。
年代によって様々な仕様がございますが、時代の流れによって仕様の変更がある事で歴史を感じることが出来、ビンテージベースに対する見方も変わってくるのではないでしょうか!?
皆様は好きな年代や仕様などありますか?

私はパドルペグ期のジャズベースが欲しいのですが、とても手が出ない値段なのでリイシューモデルが入荷することを待っておきます。笑

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