以前、ご紹介しましたdw9000のツインペダル「9002」が入荷です!
過去記事:チェーンドライブの最高峰、dw9000の魅力に迫る!
しかし、ちょっと雰囲気が違うような、、よく見てみるとフットボードが長いではありませんか!?
なにを隠そう、今回入荷したのは9002のロングフットボード仕様の「9002XF」だったのです。
今回の豆知識ではロングボードとなって何が変わったのか、など9002XFの特徴や魅了をご紹介していきたいと思います。
9000XF/9002XF
「フリーフローティングローター」と呼ばれるDW独自の機構を採用し、チェーンドライブらしいパワー感と非常にスムーズなアクションを両立させたdw9000キックペダル。
既に絶大な人気だった9000ですが、ロングボード仕様を求める声も多く、その9000にロングボード(Extended Footboard)仕様を採用したのが、9000XF及びツインペダルの9002XFでございます。
9000シリーズはとにかく軽く、多彩なセッティング幅が魅力!
通常のフットペダルは、フットボードを踏み込むことでカムが動きビーターが打面を打つ。
そしてカムと固定されたシャフトの回転動作で伸ばされたスプリングが元に戻る働きによって往復運動として動作させるのが一般的です。
しかしdw9000シリーズは、「フリーフローティングローター」と呼ばれるカムそのものをシャフトから独立して動作させ、スプリングもカムに直接取り付ける方式を採用することで踏み込みが軽く、非常にスムーズなアクションを実現しています。
フットボード、ビーター角度の独立調節などの基本的な調整機構はもちろん、カムの形状をターボ(真円カム)~アクセラレーター(偏芯カム)を無段階で調整可能な「インフィニット・アジャスタブル・カム」。
さらに、チェーンとベルトをチューニングキーのみでを交換可能で、インフィニット・アジャスタブル・カムと合わせた調整で、ダイレクトドライブ以外のアクションを網羅するほど幅広い調整幅を持っています。
1インチ長いフットボード
XFは通常のモデルよりも、フットボードが1インチ(2.54cm)長く設計しています。
フットボードが長くなることで、フットボードを下方向に踏み込む感覚が強くなり、しっかりと力を入れやすくなった印象です。
傾斜もゆるくなり、窮屈さはまるでなく、ヒール&トゥなどの奏法が格段にプレーしやすくなっています。
繊細かつスピーディーなプレイにも適しており、ツインペダルでスピードを求めるドラマーには「9000のロングボードが終着点」、という方ももずらしくありません。
いかがでしたか?
9000から乗り換えるドラマー多数のロングボードモデル「9000XF/9002XF」をご紹介しました。
ロングボードとはいえ、他社のペダルと比べると少し長い程度ですので思った以上にクセはなく、ほかのペダルからでも違和感なく乗り換えられるでしょう。
以外とロングボードのほうがあってたって声も少なくありませんので、気になってた方はぜひ試してみてください。
ベース、ドラム、アクセサリ担当:前田
お気軽にコメントしてください。