木管楽器の基本的なお手入れ方法 

6月・7月は部活動などが始まり、初めて楽器を購入する方が多くなる時期です。
初めての楽器はワクワクと嬉しい反面、お手入れの仕方や保管方法など不安になることもあると思います。
今回は初めての方でも分かるよう、基本的なお手入れ方法についてご紹介します!

<メンテナンスに必要なもの>
・オイル
・グリス
・スワブ
・クリーニングペーパー

この4つを覚えれば大丈夫なんです!

オイル

オイルの役目は、動作を滑らかにしサビ防止効果があります。
また、キイを動かすと「カチカチ」といった音が聞こえてくる場合がありますが、こちらはオイル切れになっている可能性があります。

故障したかなと感じたらまずは注油してみましょう!

 

<注油の仕方>
1.キイとポストの間の動作部分に注油します。
2.1滴ほどの極少量を付け、キイを動かします。
3.はみ出たオイルを拭き取る

グリス

グリスは組み立てにくい場合にコルクに付けます。
きついのに無理やり組み立てようとすると、コルクを剥いでしまったり、管体を握りすぎてキイを曲げてしまう恐れがあります。

コルク交換したての時はきついことが多いので、無理せずきちんと塗りましょう!

<グリスの使い方>
1.コルクに極少量を直接つけて指で伸ばします。
2.組み立てたあと、はみ出たグリスを拭き取ります。

スワブ

スワブは演奏後に管内の水分を拭き取ります。
管内に水分がある状態で放置すると、錆が発生したりタンポを痛める原因になります。
演奏後は、必ずスワブを通しましょう!

<スワブの使い方>
1.スワブとしっかりと広げます。
(広げないまま通してしまうと、詰まったり抜けなくなる可能性があります!)
2.吹口→ベルに向かって2.3回通します。

クリーニングペーパー

こちらも演奏後に使用します。
演奏をすると音孔を塞ぐタンポに水分が付着し、放っておくと劣化や汚れの原因になります。
非常に汚れやすいのですが、少し気をつけることで長持ちさせることができます。

<クリーニングペーパーの使い方>
1.管体とタンポの間にペーパーをはさみ2.3回キイを動かします。
2.水分が付かなくなるまでおこないましょう。

結局何を使えばいいの?

使い方は分かっても実際どれを使えばよいのか。。。となりますよね汗

そんな方のために!
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今回紹介したオイルなどがセットになっており、さらにリードもお付けしておりますので、付属の標準タイプを基に様々なものに挑戦していただければと思います!

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