意外と知らない?ドラムの雑学 

どうも皆さんこんにちは、Qsic ドラム担当の前田です。

梅雨入りしてじめじめとした日が続いて
「いい音で演奏できない」と嘆いている方も多いのではないでしょうか?

ドラムもウッドシェルものはとくに影響を受けますし、ヘッドも反応が悪くサスティーンが乏しく感じます、、
が、現在一般的に使われているプラスティック製のヘッドが普及する前はドラムヘッドは全て本皮、
天候の影響をかなり受けやすく、上手くチューニングしないと破れてしまうほど繊細で
ハードヒットなんて以ての外だったのはご存じでしたか?

今回はそんな知ってても役には立たないけど、
ふとしたときに自慢できるかもしれないドラムの雑学をいくつかご紹介していきます。

ツーバスを誕生させたのはジャズドラマー

ツーバス(バスドラムをセットに2つ組み込んだスタイルの通称)と言えば
ハードロックやメタルの印象が強いですがツーバスを誕生させたのは以外や以外ジャズドラマーでした。

世界で初めてツーバスをプレイしたのは、ルイ・ベルソンという1940年代から活躍したアメリカのジャズドラマー。
3歳でドラムをはじめた彼が15歳のときにツーバスを考案。
正確無比な技術とツーバスや片手に2本のスティックを持つなど
エンターテイメント性の高いプレイスタイルで人気を博し
バディー・リッチと並び、2大ビッグバンドジャズドラマーと評される伝説のジャズドラマーです。

60年代に入りジンジャー・ベイカー(Cream、Blind Faith他)や
カーマイン・アピス(Beck, Bogert & Appice、Blue Murder他)がロックにツーバスを持ち込み、
出番の少ないジャズの世界ではほとんど見られなくなりました。

ハイハットは観客の助言でうまれた!?

今のハイハットの原型が誕生したのは1930年頃、ベイビー・ドッズという人気ドラマーがミシシッピー河を往来する船上での演奏中に、
左足を規則的に動かしているのを一人の観客が気づきドッズ本人に
「せっかくならその動きを利用できないか」と伝えハイハットの原型となるソックシンバル(ローボーイ)が開発されたと言われています。
(この観客が後にLudwig社を創設するウィリアム・ラディックというのも面白い話です)

その後改良され高い位置にセッティングし手で叩けるように、コレが高い位置にある帽子型のシンバルでハイハット(Hi-Hat)となります。
この頃からシンバルの種類が増えたり、タムタムがセットされるようになったりと急速にドラムセットも発展しました、
ハイハットの誕生は現代の音楽に欠かせない最大の発明のひとつでしょう。

REMOヘッドは立ち話から誕生した!

ドラムヘッドの世界的定番ブランドREMO(レモ)は耐久性、耐候性(湿気に強い)があることからWeatherkingの異名を冠し、1960年代に発売後、瞬く間に世の中へ浸透、
それまでの生皮のヘッドにとってかわりました。
それから50年以上にわたり業界をリードし続け、現在では多くのドラムセットのヘッドへ標準装備されているドラムヘッドのパイオニアです。

創始者のレモさんは当時ドラムショップを経営していました。
ある日のこと、マックス・ローチとバディ・リッチが店で一緒になり、レモさんを加えて三人で立ち話がはじまり次第に話題はドラムヘッドの不満に。
「ヘッドってすぐ破れちゃうよね、どうにかならないかな」
など当時の本皮のヘッドについて話していました。

その時、お店の壁を修理しており転がっていたプラスティックシートに目をつけ即席のドラムヘッドを作って試してみると
素晴らしいサウンドに驚いたそうです。
その後試行錯誤を重ね世に送り出されたREMOヘッドは素晴らしいサウンドと耐久性の高さで人気を博し、
注文が殺到、それを受けヘッドの製造工場を建てヘッドメーカーREMO社の誕生となりました。


いかがでしたでしょうか?
現代では存在することが当たり前になったものも、偶然からうまれたものがほとんどと言えるのではないでしょうか。
もし違う偶然か重なり、別の進化を遂げていたら?なんて考えるのも面白いですね。

べース、ドラム、アクセサリ担当:前田

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