色々な形状を持つトロンボーンバルブ 

構えた時に左ほっぺ辺りにあるのが「バルブ」と言われる空気の通り道を切り替える装置です。
吹奏感であったりお手入れのしやすさなども変わってきます。
今回はよく見る3種類についてご紹介いたします!

ロータリーバルブ

一番よく見るバルブではないかと思います。
1818年にドイツのブリュメールが発明したタイプで円筒形のロータリーに2つ穴が空いており、90度回転させることによって息の流れを変えます。

急激に息の流れが変わるので少々抵抗感の感じるタイプになります。
比較的お手入れがしやすく、扱いやすいのも特徴です。

Vバルブ

ヤマハが独自開発したバルブシステムです。
トランペットのピストンが入っており回転しているようなタイプです。
30度程度回転させることによって息の流れを変えます。

少しの回転で変えることができるので、息の流れがスムーズで抵抗感は比較的少ないのが特徴です。
メンテナンスはしやすいですが、少し怠るとすぐに錆びついてしまいますので注意が必要です。

セイヤー(アキシャルフロー)バルブ

1976年にアメリカのエド・セイヤーが発明されたものです。
セイヤー社では「セイヤーバルブ」、その他では「アキシャルフローバルブ」と呼ばれております。

およそ20から25度ほど回転し息の流れを変えます。
非常に息の流れがスムーズで抵抗感が少ないですが、気密性を保つのが難しく手入れが欠かせません。

まとめ

まだ、種類はありますがよく見る3点をご紹介いたしました!
分かっているようであまりよく知らないこともあったかなと思います。
機会があればどんなバルブなのか観察してみてください!

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