【Rickenbackerベースの魅力!】 

Rickenbackerとは?

Rickenbackerは1931年にアメリカで創業した歴史のあるメーカーです。

1953年、Fender社の販売代理店だった経営者がRickenbackerを買収し全米にその名を広げましたが、GibsonやFenderに比べると楽器のシェアはわずかなものでした。

しかし、1960年代にThe BeatlesのメンバーがRickenbackerのギターやベースを使用したことで、一躍全世界に名を轟かせることとなりました。
The Beatlesが好きでRickenbackerを使用している方も多いのではないでしょうか^^

Rickenbackerベースの特徴(4001 V63の場合)

Rickenbackerベース2
まずは独創的なボディシェイプが挙げられます。
唯一無二の非常にかっこいいボディは、多くの人たちを釘付けにしてきました。
世界中で流行したことをきっかけに日本でも多くのコピーモデルが市場に出回りましたね!
メーカー名は伏せますが「ここまでコピーして大丈夫なん?」と思わせるほど精巧にコピーしたモデルも実際に手にとったことがあります。

今回例に挙げます63年仕様の4001 V63は、ノーバインディング、ドットポジションというシンプルなルックスです。
指板インレイは64年以降ドットポジションからトライアングル型に変更となりました。

続いてはピックアップですね。
Rickenbacker独自のトースタートップピックアップと呼ばれるピックアップもRickenbackerの特徴です。
見た目通り、パンを焼くトースターに似ていることからこう呼ばれています。
トースタートップピックアップはサウンド的にはどちらかというとサスティーンやパワーは控え目で、クリアでビンテージライクなトーンといった感じです。

そして、リアピックアップはホースシューピックアップというピックアップを搭載しております。
U字型のプレートが、ホースシュー=馬の蹄鉄に似ていることから名付けられました。
こちらはフロントピックアップに比べると出力が高く、ゴリッとしたRickenbackerらしいサウンドです。
フロントとリアの出力差があるため、使いこなすのは大変かもしれませんね。笑

まとめ

現在でも非常に人気のあるRickenbackerベースですが、The Beatlesのポールマッカートニー氏をはじめ、イエスのクリス・スクワイア氏やモーターヘッドのレミー・キルミスター氏が使用していたということも人気の理由の一つと思いますが、やはりRickenbackerの魅力は他のベースにはない、いい意味で独特なサウンドというのも大きいと思います。

今回は4001 V63を取り上げましたが、その他にも4001Sや4003、滅多に市場では出回らない4002など様々なモデルがございますので、今後入荷がありましたら紹介していきたいと思います!

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