ポール・マッカートニー氏の使用でも有名な4000シリーズの中でもほとんど市場に出回らず、 100万円以上の価格で取引されることも珍しくない幻のベースがこの”4002″でございます。
もともと同シリーズの4001の上位機種として制作されましたが、 4001や4003に比べて製造本数が極端に少なかったため、現在ではほとんど目にすることができません。
製造本数が少ない理由は色々あるかと思いますが、少し変わった仕様ということも理由の一つではないかと思います。
それではどのように違うのかを見ていきましょう。
ボディ
ボディには通常のメイプルに比べて希少な材のバーズアイ・メイプルが使用されています。
さらにボディにはチェッカー・バインディングが施されているのが特徴です。
ジャック
モノラルアウト、ステレオアウトに加えてキャノン・アウトが搭載されています。
これもこの機種ならではの特徴ですね。 しかしどのように使うのか。
私は使いこなせる自信がありません。笑
ピックアップ
他のモデルと違い通常はフロントとリアに配置されているところをセンターとリアの位置に搭載されています。
これも珍しい仕様ですね。
指板
指板には高級材のエボニーを使用しています。 リッケンバッカーのモデルでは唯一ではないでしょうか。
黒の指板に黒地に白のロッドカバーのコントラストがとてもかっこいい仕上がりになっています!
まとめ
このように、同じシリーズでも仕様が全然違っており、それによって流通量や価値も変わってきます。
高級な材を使っていることで大量生産が難しかったのかもしれませんね。 それ故に”幻のベース”と呼ばれることになったんではないでしょうか。
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