楽器を演奏する上で非常に大事な要素となる「弦高」ですが、果たして最も適正な弦高とはどれくらいなのでしょうか?
お使いの楽器の弦高を確認し、最適な弦高に調整することでもっと弾きやすく、もっといい音になるかもしれません!
弦高とは?
弦高とは楽器のフレットから弦までの高さのことを表します。
高すぎると押さえにくく、低すぎるとビビリが出てしまいます。
弦高はどこで測るの?
そもそも弦高はどこで測ればいいのか、ということですが、弦高を測る時は12フレットで計測するようにしましょう。
12フレットはネックスケールの半分の位置になりますので、この地点を基準に弦高を測定し、調整することが一般的です。
弦高の最適値とは?
結論から言いますと、弦高の最適値は楽器の種類やプレイスタイルによって変わります。
もちろん、その楽器のネックのコンディションなども影響してきますね!
しかし例外的なモデルを除けば、おおよそ4弦側12フレットで2.5mm、1弦側で2.0mm程度が標準とされております。
この弦高でビビリが出たりするようであれば調整が必要かもしれません!
ちなみに私はスラップをするのが好きなので、弦高は低めでセッティング(4弦側1.8mm~1弦側1.5mm)しています。
多少ビビりますがアンプを通せば気にならないので良しとしています!
例外的なモデルとは?
先ほどありました例外的なモデルの代表としては、リッケンバッカーやギブソンのサンダーバードベースなどが挙げられますが、このモデルは一般的な弦高よりも高くセッティングすることで持ち味を活かせるモデルなんです!
4弦側で3.0mm、1弦側で2.5mm程度で調整してあげるとハリのあるロックなサウンドになります^^
構造上弦高が高くなるモデルもありますが、ロックなサウンドにすべく意図してそのように製作されているのかもしれませんね。
(もちろん一概に言うことは出来ませんが。)
まとめ
やはり楽器によってそれぞれ最適なセッティングというものは必ずあります!
皆様もこの機会にご自身の楽器にあった弦高に調整してみてはいかがでしょうか!
当店でも弦高調整などのメンテナンスもおこなっておりますので、気になった方はぜひ一度ご相談ください!
あなたの楽器が生まれ変わるかもしれませんよ^^
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