【アンプを使わずに練習するデメリットとは!?】 

アンプ&ベース
皆さんご自宅でベースを練習する際、アンプを通して練習していますか?
事情があってアンプが使えない環境の方もいらっしゃるかと思いますが、アンプを通さずに生音で練習することには色んなデメリットがございます。今日はそんな代表的なデメリットを紹介したいと思います!

1.ピッキングが荒れる

ピック弾き、指弾きに関わらず、生音では音が小さく聞き取りにくいため、大きな音を出そうとピッキングが強くなりがちです。
そうすると無駄な力が入ってピッキングが荒れてしまい、音の粒が揃わなかったり、リズムがよれてしまったりします。
それが癖になってしまうと矯正することはとても難しくなりますし、いざアンプへ繋いだ時に音が暴れすぎてしまったりします。
肩に力を入れずリラックスして弾くことがスムーズなプレイをする重要な要素でもありますので、
軽いタッチでも弾いた音が聞き取れる環境で練習をすることはとても大事です。

2.ノイズやミストーンに気付かない

例えば3弦7フレット(E)の音を弾いた時に、生音では気づきにくいですが4弦の開放弦の音も共鳴している状態です。
これはアンプを通さないとなかなか気づけません。
低音弦は共鳴した音が目立ちやすいので、5弦や4弦に指を置き、共鳴を防ぎながら(ミュートしながら)演奏するプレイヤーもたくさんおられますよね。

また、音源に合わせて練習している場合でも、アンプを通さないと音を外した事に気付かない可能性も高く、間違ったフレーズのまま覚えてしまうことになります。
そうすると、いざアンサンブルで合わした時に「あれ?なんか気持ち悪い」となってしまい、せっかくの練習が無駄になってしまいますし、正しいフレーズを覚え直すのも苦労しますので気を付けましょう!

3.音作りが上手くならない

「これぐらいの力で弾くとこんな音が出る」「この曲調にはこういう弾き方のほうが合っている」など、アンプを通さなければ微妙な音のニュアンスの違いを聞き分けることは非常に難しいです。
ピック弾きにしても、ピックを弦に当てる角度や、ブリッジ寄りで弾くかネック寄りで弾くかによっても音のニュアンスは大きく変わりますよね。
自分の理想とする音作りをするには、どういう音を出したいか、今の自分の弾き方ではどのような音が鳴っているか、いうことをしっかりと理解することが、音作りが上手くなるポイントです。

まとめ

長々と書いてしまいましたが、アンプを通さずに練習することにあまりメリットはありません。
少し面倒に感じるかもしれませんが、練習する際はアンプに繋いで弾くことを心がけていただくと、練習の効率もぐっと上がるかもしれませんよ^^
ベースは特に音量が大きくなりがちなので、騒音問題にならない程度のボリュームに調整するようにしてくださいね。

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