皆さん、あけましておめでとうございます。Qsicドラム担当の前田です。
お正月気分も抜けてきてそろそろ通常運転で頑張ってまいります!
さて今回の記事ですがドラム担当にかかわらずベース弦についてです。
というのもベース弦を試すのが好きでして、わたくし。
何回かに分けてレビューを書いていきたいと思います!
DADDARIO EXL165 Nickel Wound Bass
ギター、ベース問わずの定番弦、”ダダリオと比べて~”というように標準的な弦。
どこでも手に入り、価格も安め、ゲージやスケールの種類が豊富といいとこばかり!
こだわりが無ければこれ一択ではないでしょうか。
サウンド:ハイからローまでバランスよく、豊かなローミッドと張りたてのギラついたハイが特徴。
少々劣化しても、もともと強めのブライトさが落ち着き使いやすいサウンドになっていきます。
テンション:強すぎず弱すぎず、程よい弾力があり弾きやすい。
素材:ニッケル
ERNIEBALL Hybrid Slinky Bass
ダダリオと並ぶ定番メーカーで鳥のパッケージがかっこいい。
スズ・メッキしたヘックス・スティール・コアの芯線にニッケル・メッキ・スティール・ワイヤーの巻線をワウンドしたモデル。
メリットもダダリオと同じく、手に入りやすく価格が安い。
サウンド:ダダリオに比べて少し腰高、ブライトさが目立つ派手な音色。
劣化するとおいしい帯域が出なくなっていく印象で寿命は短めか。
テンション:テンション感は少し弱く指に優しい感じがします。
素材:ニッケル
SIT STRINGS NR45105L POWER WOUND NICKEL
チューニングの安定感に定評があるSIT。
PowerWoundニッケルプレーテッド弦は、最優良グレードの米国産メタルと米国産へクスコア(6角芯線)を採用したモデル。
サウンド:少し歪み感のあるざらついたミドルにタイトなローが特徴。
ブーミーになりすぎず出すぎるハイもないので非常に扱いやすく、はっきりとしたピッチ感が長持ちし寿命は長いです。
テンション:テンションは強めで弦が暴れない。
なのでフレットに当たるときの余計なバズが出にくく、ローアクションやダウンチューニングなどにも適しています。
素材:ニッケル
ELIXIR NANOWEB Nickel Light/Medium #14077
コーテッド弦として他の追随を許さないサウンドクォリティーと長い寿命で人気のブランド。
他の弦に比べて高価ですが通常の弦の3~4倍もつ長寿命なので、ランニングコストで考えるとかなり経済的。
コーティングによってツルツルとした手触りでスライドなどがスムーズ、フィンガーノイズも軽減されます。
メリットもありますが、コーティングされているので弦アースがとりづらいなどのデメリットもあります。
サウンド:ダダリオに似ているがプレゼンスを丸くして抑え、全体にコンプがかったふくよかさを持たせた音色。
個人的には、癖になりますスラップのプルをした時のサスティーンの短いぺしゃぺしゃとしたサウンドがオススメポイント。
テンション:ほんの少しテンション強め。
おかげで弦のあばれも少なくセッティングしやすい。
素材:ニッケル/コーティング
ベース弦はギター用に比べて高価で長く使えるため、いろいろな種類を試すのはなかなか難しいものですよね。
この記事で少しでも弦選びのご参考になれば幸いです。
なにぶん自腹なものでゆっくりの更新となりますが今後もお付き合いくださいませ!
担当:前田
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