細いほうがいい?太いほうがいい?ベース弦のゲージ選び 

弦を張り替えよう!となって、いざ弦を探してみると、たくさん種類があって悩むことがありますよね。
弦の太さ(ゲージ)は、音色や弾き心地にダイレクトに関わってきます。
自分の目指す音やスタイルに合わせて選べるように、弦の太さ(ゲージ)について見ていきましょう。

ゲージの種類

弦のゲージも様々な種類がありますが、スタンダードなところは、

G弦40、D弦60、A弦80、E弦100
G弦45、D弦65、A弦80、E弦100
G弦45、D弦65、A弦85、E弦105

このあたりでしょうか。一番下の45-105が最も一般的で、レギュラーゲージと言われます。
45、65、85、105、この数字はインチの表記です。
なので45は45インチ…ではなくて0.045インチ(=1.143ミリ)ということです。

音色について

同じG弦でも、太いG弦と細いG弦では、音色の印象が変わります。
例えば、D弦7フレットのAと、A弦12フレットのAは同じ音程ですが音色の印象が違いますよね。
A弦12フレットのAの方がD弦7フレットのAと比べると、音の輪郭がゴワッとしていて低域が強いように感じますね。
これは極端な例えですが、そのように捉えてもらえるとわかりやすいと思います。

太いゲージのほうが細いゲージと比べると、力強い印象の音になります。
なのでピック弾きでブイブイ弾くタイプの方は太めのゲージがおすすめです。
また、ピックのアタック音のキャリキャリした部分も適度に抑えられ、アタック音がゴッという感じになります。
ロックなどジャンルには特に合うでしょう。

対して細いゲージは、太いゲージに比べるとトレブリーで、金属音のようなキラッとした音色が強いです。
なので、スラップのプリングをパリッとした音にしたい、より音の輪郭を強調したい場合におすすめです。

注意点

極端にゲージを細くしたり太くしたりすると、ネックやオクターブ調整、ナット溝にも影響してきますのでおすすめできませんが、できる範囲内で試してみて自分好みのゲージを見つけましょう!

 

これらのことを踏まえ、様々なゲージを比べて弦を選ぶことで自分にピッタリのゲージが見つけられるでしょう!
弦を交換する際にはご参考ください。

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。
コメントは承認後に公開されます。