実は間違いやすい!?Polytuneシリーズ 

世界で初めてポリフォニック機能を搭載したデジタルチューナーである、
tc electronic のPolytune

ポリフォニック機能とは、全ての弦をある程度チューニングした後に開放弦をジャラーンと鳴らすと、全弦のチューニングのズレを一度に確認できるといった機能で、その利便性から現在では様々なメーカーがこの機能を採用しております。

Polytuneは2010年の第一号機発売から多大な人気を誇り、ミニサイズモデルから最新のPolytune3まで、数多くのシリーズが登場しました。その数、なんと合計8モデルも存在します。

しかしながら、そのシリーズの豊富さゆえに、シリーズの中で一部間違えやすいモデルがございます。
miniシリーズやnoirなど、基本的には見た目でそれぞれの判別がつきやすいデザインとなっておりますが、初期型PolytuneとPolytune2に関しては非常に間違えやすいデザインになっているのです。

判別方法


※左:Polytune[1]、右:Polytune[2]

なぜPolytune(以下[1])とPolytune2(以下[2])は間違えやすいのか。それは、[2]の筐体に刻印されているモデル名に”2″と表記がされていないからなのです。

ではどのように判別をすればいいのか。それは微妙なデザインの違いで見分けます。
まず、一番わかりやすいのは、フットスイッチ周りに表記されている”true bypass”の位置です。[1]はフットスイッチの右隣に表記されており、[2]はフットスイッチの上部に表記されています。
その他には、[1]にはディスプレイ上部に”display”や”tuning”の表記があり、[2]には表記がないといった違いなどがございます。


※※左:Polytune[1]、右:Polytune[2]

また、[2]に元箱がある場合は、箱表面の右上部に小さく”Polytune2″の表記がございます。

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[1]と[2]では搭載されているチューニング機能やディスプレイの明るさなど、仕様が一部異なります。
例えば、ネットショッピングで購入をするとき、オークションやフリマサイトなど個人間で売買をする際など、間違えたモデルを購入してしまわないように上記判別方法を参考にしていただけると幸いです。

Polytuneに限らず、エフェクターには同モデルであっても生産時期などによって若干デザインや仕様が異なる商品が少なからず存在します。プロの楽器店から購入する場合は安心ですが、間違った買い物をしてしまわないよう、ご自身の目で判断することも大切ではないでしょうか。

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