ギターの調整に必須な調整レンチ。実は2つの規格があるのをご存知ですか?
一般的に、国産を含むアジア製ギターには『ミリ規格』が多く使われており、USA製ギターには『インチ規格』が使われます。「メートル法」を使用する国と「ヤード・ポンド法」を使用する国があることによって起こる違いです。今回はそれぞれの規格の代表的なブランドをいくつかご紹介します。
インチ規格
インチ規格はイギリスやアメリカ、カナダで使われます。
代表的なブランドはGibson、Fender USA、Musicman USA、Suhr、PRSなど。
ミリ規格
ミリ規格ははアジア圏の各国や、日本などで使われます。
代表的なブランドはIbanez、Fernandes、ESP、Greco、Tokai、FUJIGENなど。
注意点
近年ではリプレイスメント用のパーツが多く販売されており、個人でも簡単にグレードアップが出来るようになってきました。それらのパーツ類にももちろんインチやミリの規格は存在しますので、購入前に確認することを忘れないようにしましょう。
また、インチとミリの規格を間違ったままで工具を使用してしまうと、最悪ネジ山が潰れてしまったりのパーツ破損に繋がります。せっかく調整をしようとして壊してしまっては本末転倒なので、愛機のためにも最適な工具で調整をしてあげましょう。
ギター担当:赤松
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