【えっ?!○○製じゃないの??】 

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エレキギターなどを取り扱うお店におりますと、切っても切り離せないのが「ROCK」という言葉であり、音楽でございます。

今となっては、非常に幅広い表現でございますので人それぞれ受け取り方や考え方が数限りなくあるかと思いますので皆が同じという事は無いかと思いますが、それぞれの方にとって「ROCKな象徴」というものがあるかと思います。

人によっては「リーゼント」かもしれませんし、「革ジャン」かもしれませんし、「お酒」という方や「プレスリー」というようにアーティストそのものがイメージという方もいらっしゃるでしょう。

そういうった「ROCKなアイコン」を思い浮かべる時に私が一番最初に思い浮かべるのが「ジーンズ」だったりします。
多くの伝説的なミュージシャンがレコードのジャケットや雑誌・ポスターなどで着用しているのを目にしては、「カッコイイなぁ」などと思ったものです。(世代やお好きなジャンルの趣向によりイメージするアーティストは違うと思いますが。)

そんなジーンズですが、Made in usaのものを探すのが難しくなってきているというのをご存知でしょうか。
ゴールドラッシュ時代のアメリカで作業服として使われていたものが、オシャレとして取り入れられ人々の中に普及していった洋服という背景がございますので、アメリカのブランドが作っているジーンズはアメリカ製だろうと無意識に思っておりませんでしょうか。

しかし、現在では人件費の事もあるのでしょうがほとんどの商品がアメリカでは作られていないのです。
もちろん何十年も前に比べると機械の進歩などがあり本国で生産しなくても遜色のないクオリティの商品が制作出来るわけで、そのクオリティに文句は無いのですが・・・
私の場合は、自分が憧れていたアーティストたちが着用していたであろう物に触れたくて選んでいる訳でして、アメリカを感じたい訳でございます(時にはイギリスの場合もありますが(笑))

なんだか寂しいなぁと思うことも、ちょくちょくあるのでございますが上記のような事が楽器の世界にも当てはまるなぁと。

私は当店ではアンプを担当しておりますので、アンプを触ることが多いのでございます。
アメリカを代表するアンプといいますとやはり「Fender」なのですが、「このモデルはUSAだったよなぁ」と思いながら検品をしていると「Made in MEXICO」となっていて、あぁこのモデルももうアメリカ製じゃないんだなぁと思うことがしばしばございます。

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製造年によって製造国が違ってきているのですが、中古アンプの世界もジーンズと同様にモデルによってなどではなく、「Made in USA」というだけで稀少となる時代がもうそこまで来ているのかもしれないなぁと感じております。
クオリティが下がっているというような事はあまり無く、時代の流れ、経済の流れでございますので、変化は当然なのでございますが憧れを感じたい側からすると少し残念だなぁと思ってしまいます。

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もし、お持ちのアイテムが「Made in USA」を筆頭に製造メーカー本国のモデルでございましたら、今後はより一層他国生産のモデルが増えていくと思いますので大事にお使いになられることをオススメいたします。

また、不要になりましたら、是非Qsicまでお持ちください(笑)

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