【「意外と簡単に改善?」弾きづらいギターの原因とは!】 

「なんか自分のギターが弾きにくい」「一部でむっちゃビビる所がある」

「でもまぁ弾けへん事もないし、ええか…。」と放置してはいませんか?

色々と要因はあるのですが、実は意外と簡単な事が原因かもしれません。

① 弦高が高すぎる


今回はエレキギターの話になりますが、当店では「12フレット上で6弦側の弦高が約2.0mm 1弦側の弦高が約1.5mm」というのを1つの基準としています。ここから各モデル・個体に合わせたセッティングをしていきます。

弦高は0.1mmの単位でかなり弾きやすさが変わってくる世界なんです。(音の鳴り方も変わってきます)特にハイフレットでのソロやチョーキングなどリードプレイがしづらいなーと感じている方は一度弦高を測ってみてはいかがでしょうか?

② ネックが反っている

「弦高は問題ないのに一部分がビビる」「開放弦がやたらビビる」みたいな症状の場合は、ネックが反ってきている可能性があります。弦を張りっぱなしにしていたりすると、弦にネックが引っ張られ、順反りという状態になる事があります。真ん中が凹む形になるので、中盤のフレットを弾く時にビビりが計著に表れます。

また弦を緩めきっている状態で放置していたりすると、逆反りという状態が進行する事があります。ヘッドが寝てしまい弦が振動した時にフレットに当たってビビってしまいます。こういった症状はトラスロッドでネックを調整する事でだいたいは改善されます。自分で調整するのはよく分からない…という方はお近くの楽器店さんで見てもらってください。もちろん、当店でも調整しておりますのでお気軽にお申し付けくださいね。

特に今から梅雨の時期に入ってくると、湿気の影響でネックが大きく動く可能性もあります。昨日まで問題なかったのに急に弾きづらくなった、などの場合はその可能性が高いので一度確認してみてください。

③ フレットが減っている

同じ場所をよく使っているとその部分だけフレットが凹んでしまい、弦が次のフレットに当たってしまってビビるという事があります。

こちらも弦高やネックの調整である程度は改善は出来るのですが、凹みが進行するとどうしても解消できなくなってきます。そうなるとフレットの擦り合わせなどの方法でコンディションを整える事になります。こちらは完全に専門的な作業になるので、リペアなども行っている楽器店さんで話を伺った方が良いと思います。

1点集中で使うより、満遍なく全体を使ってあげると最終的な寿命にも繋がってくるんですね。

思い当たる症状があれば一度確認してみてはどうでしょうか?お持ちのギターのプレイコンディションが良くなるかもしれませんよ!

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