ギター/ベースプレイの上達を阻む3つのトラブルとその予防策! 

楽器を買ったからには、上達したい!と思いますよね。
上達に練習が欠かせない事はもちろんですが、もう一つ大切なことがあります。

それは…楽器のお手入れです!

買って帰った時にはベストの状態だった楽器も、使っている内に少しずつ状態が変わっていきます。
ネックが反ったり、チューニングが合いにくくなってしまったり、接触に不具合が出てしまったり。
これらの症状は、楽器を色々な環境で使っていく内に少しずつゆっくりと進行していきます。
学校の部室や空調の効いたスタジオから、日の当たる暑~い外に出て野外ライブをしたり。
冬は寒く乾燥し、夏は暑く蒸し蒸しする日本の気候も、木で出来ている楽器にとっては大敵です。

それらの症状は楽器の本来のポテンシャルを発揮できなくし、弾く側に大きなストレスを与える事にもなります。
それによりプレイの上達を阻むことになります。

今回はそれにより出てくる影響、そして予防策を上げてみましょう。

1.ネックの反り
ギター/ベースに起きるトラブル第一位と言ってもいいほど、起きてしまう症状ですね。
順反りと逆反りがあり、順反りになると弦高が高くなって弾きにくくなったり、オクターブチューニングが合わなくなったりします。
逆反になると弦がビビってしまって、酷い場合は音が鳴らないなんてこともあります。
予防策としては、弾かないときは弦を適度に緩めることや、湿度の管理をするといいでしょう。
湿度は40-50%が適正と言われています。今では湿度計も安くで売っていますので、是非お試しください。

2.フレットのくすみやサビ
フレットがくすんでいたりサビていたりすると、弦の振動が悪くなりサスティンに影響が出てきます。
また、滑りが悪くなりチョーキングがしにくくなることもあります。
予防策としては、弾いた後に、指板やフレットについた手汗や手垢をクロスでを拭いてあげましょう。
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3.電気系の接触不良
電気系の接触が悪いと、演奏中に音が途中で途切れてしまったり、急に大きな音が鳴ってしまったりして耳にダメージを与えかねません。
こちらは時々綿棒などでジャック部分を清掃する事をお勧めします。
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このように日頃の簡単なお手入れで、お気に入りの楽器も驚くほどストレスなく弾く事が出来るようになったり音が綺麗に響いたりします。

もし、「既にもうその症状が出てしまっている!」
もしくは「なぜかわからないけど弾きにくい!」という方は当店は診断や調整も行っていますのでお気軽にご相談ください。

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