【実は大事な“テンション”の話】 

ギターは弦高が低い方が弾きやすいとされています。実はこの弦高調整に弦のテンションが大きく関わっているのはご存知ですか?一般的に、弦のテンションが高い方が弦高を下げやすいのですが、今回はこのテンションが変わる要素についていくつかご紹介いたします。

①スケールの違い

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ギターはスケール(弦長。ナットからサドルまでの距離)が長いほどテンションが強くなります。たとえば、レスポールタイプはミディアムスケールで、ストラトタイプはロングスケールなので、ストラトタイプの方がテンションが強いと言えますね。他にもショートスケールやスーパーロングスケールなど様々ありますが、一般的にはミディアムとロングが多いです。

②弦のゲージによる違い

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単純に弦のゲージを太くすると、テンションが強くなります。つまり、弦のゲージを変更する事である程度テンションはコントロールする事が出来るのです。しかし、弦のゲージの変化によりサウンドにも変化が出る為、注意が必要です。また、弦のゲージを変えるとその都度ギター自体の調整が必要となります。

③チューニングによる違い

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当然ですが、チューニングを下げるとテンションは弱くなります。普段ダウンチューニングなどで演奏をされる場合は、弦のゲージを太くする必要があります。

最後に

いかがでしょうか?他にもテールピースの高さや弦の巻き数など、テンションに関わる要因はいくつもあるのですが、今回はここまで!演奏性にも大きく関わる部分なので、是非拘ってみてください!!

 

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