ギターを立って演奏するにはストラップが必要です。
ストラップをアコギにセットするには二通りの方法がありますが、
紐を使用したトラディショナルな①、ストラップピンを用いた②、さて、あなたはどちら派ですか?
①【紐を使って装着するスタイル】
ヘッドに紐をくくりつけてストラップを固定する伝統的なスタイルです。
ビートルズやディランの昔の写真を見ると、皆さんこのスタイルでストラップを装着していますね。日本では、ゆずのお二人や桑田圭祐さんもこちらのスタイルです。
体の捻りの動きと一緒にネックも動くので、安定感があるのはこのスタイルの特徴ですね。
基本的には、エレキギターではこの留め方はあまり使用されずアコースティックギターで使用されるスタイルです。
②【ストラップピンを使って装着するスタイル】
もう一つはストラップピンにストラップを装着するスタイルです。
山崎まさよしさんや斉藤和義さんはこのスタイルですね。
エレキギターによく見られるスタイルの掛け方で、立ち姿もややシャープな印象になります。
この場合、目立たない箇所ではありますがギターに小さな穴を開けることとなりますので、「それは嫌だなぁ」という方は①がオススメです。最近は出荷時からストラップピンが打たれているものも多く、このスタイルの方を多く見ますね。
両者とも、ギターを抱えた感じ、演奏性、肩こりへの影響 etc…
意外と影響がありますので、長時間演奏していても疲れずに、ご自身にしっくりくる方を選んでみてくださいね。
アコースティックギター担当:阿南(あなん)
コメント
ピン打ちたいんスけど、ネックとボディ、どっちがいいんスかね?
ネック(サイド)が一番最初に思い付かれるかもしれませんが、ハイフレットを演奏する時に邪魔になることがあります。
ので、ネック(ヒール部分)に付けることもあります。
ボディの場合は個人的には安定して好きですが、ネックブロックの位置やボルトの位置を考えて取付が必要ですのでメーカーやモデルによって配慮が要ります。
参考になる回答でなく申し訳ありませんが、最終的にはどの位置がしっくり来る、というのは体型や演奏スタイル、もちろん機種によって違う部分が大きいので、既にピンがついているアコギを何本かずつお試しになるのが良いかと思います。