Fender好きには馴染みの深いアッシュやアルダー、バスウッドといった木材。
それぞれの木材の特性に関してはこちらの投稿にて、ご説明させていただきましたが、自分の楽器はどの木だろう?という疑問を持っている方もいらっしゃるかも知れません。
最近のアメリカンビンテージシリーズでは、ちょうどアッシュからアルダーに仕様変更された1956年モデルのストラトもラインナップされており、 その両方の仕様のバージョンが存在しています。
またFender Japanではバスウッドが使用されていたりもしますので、今回は目視で分かるそれらの簡単な見分け方をご紹介したいと思います。
各木材の見分け方
【アッシュ】
これはインパクトがあるので一番分かりやすいと思います。大きく波打ったような、すこしクセの強い杢目が特徴的ですね。
その中にポツポツとした「節」が見られるのもアッシュの特徴です。
【アルダー】
これはアッシュに比べてもう少し大人しい印象の木目になります。
アルダーの特徴ともいえるのがこのシュッシュッと入った細かな線状の杢目。これがあればほぼアルダーと思って間違いないと思います。
ごく稀にこの線状の模様が入っていないものもありますので、その場合はお持ちいただければ判断いたします(笑)
【バスウッド】
バスウッドは上記2つと比べて一番杢目が少ない木材です。
赤みも少なく特徴がほとんど無いのが特徴といったところでしょうか。
Fender系のギターで、上記アッシュやアルダーの特徴がないものはバスウッドだと判断できます。
※これらはベタ塗りの塗装でない場合の見分け方です。ベタ塗りの場合はネックポケットやキャビティ内の塗装が施されていない部分から判断します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらの特徴を知っている事で、またいつもと違った目線で楽器屋を楽しむ事も出来るかと思います。
お持ちのギターでもぜひ一度、その特徴を照らし合わせてみてくださいね!
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