皆さんベース練習してますかー!?
今回はスラップのフォーム(指の向き)について書いていこうかと思います。
ベースを始めたての頃は、今ほど動画もなくスラップのやり方がわからず苦労した記憶があります。
最初はレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーに憧れて、ストラップを長くし、下向きのスタイルで演奏していましたが、しだいに演奏する音楽も変わっていき、ベースを高く構え横向きのスタイルに変わっていきました。
今回はそんな自分の経験も踏まえて、これからスラップを始めたい方や、演奏スタイルで悩んでいる方にお役に立てたらと思い書いてみました!
・始祖ラリー・グラハム
スライ&ザ・ファミリー・ストーンやグラハム・セントラルステーションのベーシストとして活躍し、今も尚、精力的に活動中!
抜けたドラマーの穴を埋めるために始めたのが、スラップ奏法の始まりというのはあまりにも有名な話ですよね!
ベースを弾きながらリズムを出すように、ドラムのバスドラをサムピング、プルでスネアなどのアタック感を表現するために試行錯誤し生まれた奏法だとか。。
・チョッパー派!?スラップ派!?
明確な境界線は無いのですが、ディスコミュージックなどが全盛期だった頃の世代の方がチョッパーと呼ばれている印象があります。
日本では、ラリー・グラハムやルイス・ジョンソンのように、思い切り振りかざして叩きつけるワイルドなスタイルをチョッパーベース。
マーカス・ミラーのようにコンパクトなフォームでのスタイルをスラップと使い分けている人も一定数いるように思います。
・横向きと下向き
横向きとは弦に対して親指が平行な状態で構えることです。
下向きとは親指が弦にクロス(十字)にして構える状態です。

・横向きのメリット・デメリット
【メリット】
コンパクトな振りで安定したサムピングがしやすく、ダウンアップやロータリー奏法等の使用できる奏法が多い。
多弦ベースにも対応しやすい。
【デメリット】
ストラップを長くして構えると弾きづらくなり、本領を発揮できない。
・下向きのメリット・デメリット
【メリット】
ストラップを長く構えられ、大振りで叩いたりパフォーマンスも映える。
【デメリット】
サムピングが他の弦に触れやすく、左手のミュートが必須
【まとめ】
親指の当たる位置や手首の使い方など微妙に違ったりするなど
新たな発見もあると思いますし、対応能力とかもあがりますので、どちらのスタイルも良さがあり、
極論両方のスタイルで演奏できたら1番良いかと思います。
たまには新鮮な気持ちでストラップの長さを変えたりしてみたりするのも良いかもしれませんね!
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