魅惑的サウンド!アコースティックベースの世界!? 


アコースティックベースを弾いたことはありますか?

今回は楽器本来の鳴りが感じれるホロウボディのベースについてお話していきたいと思います。

アコースティックベースとは?

大きく分けて完全箱型のアコースティックベースとセミホロウボディのセミアコースティックベースの2種あります。

・アコースティックベース

アコースティックギター同様に、ボディ内部が完全空洞の箱型となっており、単体でも箱鳴りするため、小規模なアコースティックライブなどでも使用できます。

デメリットとしましては、ハウリングなどが起こりやすかったり、サイズも幅が厚くやや弾きづらいなどがあげられます。

・セミアコースティックベース

対して、セミアコースティックベースはボディ内部の一部がくり抜かれており、アンプで鳴らした際のハウリングに強く、ボディも薄く扱いやすいため、ソリッドボディのベースからの持ち替えも違和感なくおこなえます。

箱鳴り等の空気感はフルアコのものに比べて劣ってしまいます。

使用アーティスト

こちらではアコースティックベースを使用しているアーティストとブランドを少し紹介したいと思います。

・ポール マッカートニー
まず一番に思いつくのがポール・マッカートニーが使用していたHofnerのバイオリンベースが有名ですよね。
ビートルズに憧れた世代の方ならお持ちの方も多いのでは?
間違いなく彼のトレードマーク的存在の1本です。

・サンダー キャット
Ibanezから発売されているシグネイチャーモデルのTCB1006-ALMを使用しており巨大なレスポールのような見た目にマグネットとピエゾピックアップ、更にはMIDIアウトも搭載されたハイテクモデル!
エレクトロなサウンドで高速フレーズを弾き倒す姿はまさに圧倒的です。

・ビリー シーン
あまり印象がないかと思いますが、YAMAHAからシグネイチャーモデルYAMAHA BEX-BSが発売されており、アクティブ/パッシブスキが切り替えられ、がっしりと作られたネックなどの氏のこだわりが詰まった仕上がりの1本です。

・スティーブ スワロー
ウッドベースからエレキベースに持ち替え、Gibson EB-2、ソリッドボディのParkerなどを経てハーヴィー・シトロン制作のCitron Bassを愛機とし、36インチのHi-Cの5弦をピック弾きでウォーキングベースから美しいメロディやソロを奏でます。

・カルロス ベナベンテ
スペインのベーシストで、パコ・デ・ルシアやチック・コリアなどと共演し、唯一無二のスタイルでフラメンコにベースを取り入れた功労者です。
氏の使用機材はスペインのJERZY DROZD Barcelonaは、セミアコースティックのHi-Cの5弦ピック弾きでスパニッシュフレーズをかき鳴らします。

まとめ

アコースティックベースは、フラットワウンド弦やブラックナイロン弦などとも相性抜群で、ソリッドでは出せない個性的なサウンドを出すことができます。
見た目もステージ映えするような形状のものも多く、多種多様ですので一度弾いたらその魅力的なサウンドに引き込まれてしまうかも。
当店でも続々入荷しておりますのでぜひ一度お試しあれ!

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