皆さんにとって、弾きやすいベースとはどんなものでしょうか?
世の中には様々なブランドのベースがありますが、たとえ同じベースを弾いたとしても弾き心地は体格やプレイスタイルなど、人それぞれに違うかと思います。
それ様々な要因があるとは思いますが、今回はベースの弦間ピッチについて少し深堀りしてみたいと思います。
・弦間ピッチとは
サドル上での弦と弦の間の間隔のことを指します。
計測方法は様々ありますが、サドル上の弦の中心から弦の中心を測定します。
・一般的な弦間ピッチは
フェンダーの4弦ベースでは20mmが一般的とされていますが、最近では19mmの方がスタンダードになりつつあるかもしれません。
また5弦や6弦などの多弦ベースによっても違っており、18mmであったり17mmやその中間の17.5mmなどのナローピッチと呼ばれているものもあり、一般的な弦間ピッチは多弦ベースには無いと言っても良いかもしれません。
時代は多様性です。
・たった1mm、たった0.5mmでそんなに弾き心地は変わるのか?
ハイ。。間違いなく変わります。
最初に書いた、人それぞれ体格やプレイスタイルの違いで弾き心地が変わると書きましたが、指の太い人と細い人では弦を弾いて次の弦に止まるまでの感覚や、パワーも違ってきますし、スラップのプルをする際のボディと弦の間への指の入り具合も違ってきます。
・まとめ
メリット・デメリットも人それぞれ。
ほんの些細なことかもしれませんが、1mm弦間が狭くなることによってネックも細くなりますのでコード弾きも楽になったり、今まで弾けなかった速いテンポのフレーズが弾きやすくなったり、いい感じに力の抜けた演奏ができるようになり、疲れにくくなったりするかもしれません。
が、逆にコードが押さえづらくなったり、力加減がコントロールしにくくなってしまったり、、etc
言い出したらきりがありませんが、それだけ演奏性に関わる大事なことだと思います。
新しいベースを探す際に弦間ピッチもちょっと気にしてみてはいかがでしょうか?
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