MIDIとは、1981年より使用されている電子楽器同士の接続に用いる世界共通規格です。
・シンセサイザーのレコーディングで使用する
・MIDIキーボードを用いてDAWで使用する
・MIDIコントローラーでエフェクターを制御する
などなど、MIDIは幅広く使われています。
一昔前は、MIDIキーボードも画像の左側の5ピンMIDI(DIN 5pin)を使って送受しておりましたので、シンセサイザーと変わらないくらいの大きさでしたが、現在はUSBでMIDI信号を送受できるようになり、びっくりするくらいコンパクトになりました。
ほんと大きな板チョコくらいの大きさでびっくりです!
さて、画像の右側を見ていただけますと「TRS」、すなわちステレオプラグが写っておりますが、ここ数年で、MIDI信号をTRSを用いて送受する楽器が大幅に増えました(主にステレオミニプラグ-MIDI仕様の楽器が多いです。)。
特にマルチエフェクターなどで多く見かけるようになり、BOSSなど主流メーカーにて、どんどん搭載楽器が発売されていますね。
シンセサイザー周辺機器でもTRS-MIDIが搭載されたペダルなどが増えています。
さて仕組みはと言いますと、下の画像のようにステレオ端子の3極(TRS:Tip,Ring,Sleeve)にMIDI信号2,4,5が割り当てられています。
そして、図を見ていただきますとお分かりいただけるように、TRS-MIDIは割当箇所の違いによりタイプAとBがあるのです。
新しい仕組みのため、規格の統一がなされないまま各社独自で開発を進めた経緯があり、方法が異なっているそうです。
現在はType-Aに規格化されておりますが、Type-Bのメーカー様も多くいらっしゃるので、ケーブルを購入される際は確認がおすすめです!
ちなみに、BOSSのHPにもQ&Aに「Type-Aですよー」と明記されております。
※ご参考 BOSS HPより
【BMIDIシリーズ】TRSからMIDIへの内部配線はType-A、Type-Bのどちらですか?
そのほか、ステレオミニプラグのサイズが2.5mmと3.5mmに分かれています。
サイズに関しては規格としてどちらも認められているようなので、よりご購入前の確認が大事かな、と思います。
(私はケーブルや周辺機器を買うときに、規格を見損ねて出かけ、勘で購入してしまい、家に返って「あーー><」となるタイプです笑)
以上、最近よく見かける「TRS-MIDI」についてでした!
本当にコンパクトで便利な時代になったものですー^^
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