【入荷特報】フランス製ギターの最高峰 Jean Pierre Mazeが奇跡的に入荷 

Jean Pierre MAZE クラシックギター 2015年製

ジャン・ピエール・マゼのギターは、年に1~2本しか制作されていないという非常に珍しいクラシックギター。
フランスのブルターニュ地方、カランテで手作業で丁寧に作り上げています。

また、ジャン・ピエール・マゼは、20世紀フランス最大の巨匠であり、「フランス流ギター製作」の創始者である、ロベール・ブーシェ氏(1898~1986年)の意志を継ぐギター製作家としても有名です。

珍しい経歴のジャン・ピエール・マゼ

多くのギター製作家は、若いときから工房に見習いで入り、そこで働きながら腕を磨いて自分の工房を持つ。というルートを取ります。
しかしジャン・ピエール・マゼは、パリの財務省で働きながら、60歳にしてようやくギターを製作するという変わった経歴を持っています。

ジャン・ピエール・マゼがギター製作家になるまで

ジャン・ピエール・マゼは、フランスのフィニステール地方のサン・ポル・ド・レオンの大家族に生まれた(10人兄弟の6番目)。幼い頃から音楽が好きで、家族のレコードプレーヤーであらゆる音楽を聴いていたそうです。
その中でも、とりわけクラシック音楽が好きで、楽器を弾き始めたのは13歳の時だそう。
初めての楽器は、彼の兄が作ったベニヤ板ギターでした。
歌の伴奏からクラシック・ギターへと、常に独学で演奏をしていたそうです。
演奏をすると同時に、彼は10代の頃からギターを作ることを夢見ていました。
自分が音楽家であること、手先が器用であることは自覚していたが、当時はギター作りに挑戦する勇気はなかったようです。

彼は、70年代初頭に大流行したルーマニア パンパイプ作りに挑戦しました。
パリで優れたクラシック・ギタリストたち、特に当時アルベルト・ポンセの弟子だったカルロス・マリーンに出会い、ギターのルシアーは天職だと確信したそうです。

1979年9月、彼はロベール・ブーシェに電話し、教えを乞います。
ロベール・ブーシェ氏も、別の仕事をしながら48歳にしてギター製作を始めたというバックグラウンドがあり、ジャン・ピエール・マゼとの共通点があります。

その後、ロベール・ブーシェが亡くなるまで続いた金曜夜のミーティングに参加し、週末に8時間から10時間を小さな工房で技術を磨きました。
まず、ロゼッタと寄木細工をはめ込むためのトラスキン、寄木細工をはめ込むための金型、そしてトップとバックの金型など、ギター専用の道具を作ることから始めたというから驚きです。それらの工具も、ロベール・ブーシェが確認します。

そして、ロベール・ブーシェのプランに基づいて、ギター製作を学んだのです。
ロベール・ブーシェは、ギターの全体的なデザイン、板の厚みとブレーシングにこだわり、いくつかの原則に基づいたフレンチ・ギターの構想を伝えました。

地味で、決して派手ではない美学ですが、

  • ギタリストの演奏スタイルや気質を尊重した、クリアでエレガントかつ、典型的すぎないサウンド
  • 高音から低音までの音の均一性にシビアになり、良好なハーモニーのバランスを実現する

これらの教えを、実践を通してロベール・ブーシェから会得しました。

彼はギターを作るたびに、友人のカルロス・マリーン、稲垣実、清水アズサ、ジャン・イヴ・カサラ(彼のギターで最初に演奏した一人)、エルヴェ・セザール、エルヴェ・ピションらが試奏しています。

ロベール・ブーシェの死後、彼は日本のギター・ショップのディレクターである木戸祥氏と出会い、5番ギターを買ってもらった。ジャン=ピエール・マゼは、フランスのギタリストの間ではあまり知られていなかったが、日本ではすぐにその名を知られるようになりました。

10代の頃から夢をみていた一流のギター製作者に、60歳にしてなることができたのです。

製作されるギターは、美しくエレガントで、木材は最高級。書こうと組み上げに、職人技が研ぎ澄まされています。
サウンド面では、音は色彩豊かで躍動感があり、倍音に富んでいます。
深みのある洗練された音色と独特の表現力が、このギターに強い個性を与えています。

国内での中古はQsic以外では見られないかもしれません。

ぜひ興味を持たれた方はお問い合わせください。

当店販売サイトより(このページでもご注文可能です。)

※このページでもご注文可能ですが、たくさん画像をご用意しておりますので商品ページもご覧ください。
Jean Pierre MAZE クラシックギター 2015年製 【返品OK】[VJ491]

買い取りもおこなっております。

この商品の売却をお考えの方は、無料査定フォームからお申し込みください。

買取のご依頼はこちら

お気軽にコメントしてください。

内容に問題なければ、コメントを送信してください。
コメントは承認後に公開されます。