1957年に大きく変わったプレシジョン・ベース! 


1957年以前はオリジナル・プレシジョンベースがエレキベースの定番となっておりましたが、1957年に更なる改良を加えるため大幅な仕様変更がありました。
まず、ピックアップがシングルコイルのものから「スプリットコイル・ピックアップ」と呼ばれるピックアップへ変更となります。
シングルコイルの構造ではありますが、2つのピックアップコイルが逆巻きにしてハムバッキングの効果を得ていますので、実質はハムバッキング・ピックアップということなっています。
多くの方が、プレシジョンベースとはこちらのほうを想像するのではないでしょうか。これに伴ってサウンド面も大きく変わり、新たな定番モデルとしてプレシジョンベースは確固たる地位を築くこととなりました。57年以降はローズウッド指板やアルダーボディを採用するモデルも登場しますが、その後大幅な仕様変更などはなく、約60年もの間多くのプレイヤーから愛され続けています。また、ボディシェイプやヘッドシェイプの変更、ブリッジは各弦独立のブリッジへと変更され、弦ごとにオクターブ調整が可能になったことで、ピッチの安定さを獲得することに成功しました。

今では多くのメーカーからプレシジョンベースタイプのモデルも発売されていますので、色んなモデルを弾き比べてみても面白いかもしれません。

当店ではプレシジョン・ベースの買い取りもおこなっており、入荷も多くございますので、気になるものがあれば是非チェックしてみてください!

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