ジョイントコルクは、木管楽器の組み立て部分にあるコルクのことを言いますが、交換時期を覚えている方もいらっしゃれば、全く分からない。。という方もいらっしゃると思います。
ジョイントコルクはただ組み立てる以外にも役目があるため、古くなったコルクはきちんと交換する必要があり、交換しないと大事故に繋がります。
今回は、コルクの役目と交換の目安についてご紹介いたします!
ジョイントコルクの役割
多くの方が「楽器を組み立てるため」ということはご存知だと思いますがその他にも、管体をしっかりと固定すること、気密性を保つこと、という大切な2つの役割があります。
・管体をしっかりと固定する
コルクがヘタってしまいゆるゆるだった場合、安定しなかったりひどくなると楽器が落ちてしまうなどの危険性があります。
・気密性を保つこと
組み立てた箇所から息が抜けてしまわないように、しっかりと密閉させる役割がありますが、少しでも隙間があれば息漏れの原因になってしまいます。
良い音を鳴らすには、こういった部分もクリアにしておく必要があります。
セルフチェック方法
どの状態が交換必要で自分の楽器は問題ないのか不安に感じられた方もいらっしゃるともいます。
これからご紹介するセルフチェックに1つでも当てはまったら一度確認してもらいましょう!
□組み立てる時、力を加えなくてもコルクの半分以上はまる。
□組み立てたあと楽器がぐらつく
□コルクの感触が柔軟性がなくカチカチ
□グリスが染み込んでコルクが変色している
このような場合は、交換が必要であることが多いです。
また、交換してすぐは組み立てづらいなと感じられた方も多いと思いますが
グリスを使って安全に組立てましょう。
グリスを使った場合は、そのまま放置してしまうとコルクの消耗を早めてしまう原因にもなりますので、片付け時にはしっかりと拭き取ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか??
楽器が落ちてしまうなんてことは滅多にありませんが、ゼロではありません。
良い音で演奏するにも必要な部分となりますので、定期的にチェックしてあげましょう!
お困り事があれば当店までご相談ください^^
お気軽にコメントしてください。