クリーニングのタイミングは木管楽器と金管楽器で全く違う!? 

コンクールなどの大きな大会の前は万全の状態で臨みたい!とメンテナンスや調整に出される方もいらっしゃると思います。
ですが、タイミングを間違ってしまうと大惨事になりかねないのです。。。
また、金管楽器と木管楽器でも適切なタイミングが違いますので詳しくご紹介いたします!

クリーニング・調整による楽器の変化

楽器を演奏しているとどうしても自分のクセが出てきまして、楽器も自分も馴染むことでより吹きやすい楽器へ成長していけます。
これを「吹きグセ」と言い、聞いたことある方も多いと思います。

クリーニングや調整をおこなうことでそのクセを取ってしまうことにもなり、音色や抵抗感など様々に影響することが多くあります。

ですので、タイミングを間違えてしまうと
思うように吹けない。
音程が合わせづらい。
音のニュアンスが変わってしまった。
など、一時的ではあるのですが変化についていけず大惨事を招くことになります。

クリーニングや調整出せないの?という声が聞こえてきそうですが、タイミングを守れば問題ありません!
むしろ定期的におこなってください◎

木管楽器のタイミング

木管楽器がクリーニングをして変化する箇所は主に抵抗感です。
バランス調整をおこなうのは全く問題ありませんが、オイルを注油することが一番影響しておりどうしても抵抗感が強く少々重く感じる場合があります。

クリーニングのタイミングは、本番の5日~7日前までに完了していることが理想です。
前日に注油してしまった!というときは、少し軽いリードで吹くなど工夫をおこなえばある程度解消できます。

金管楽器のタイミング

金管楽器がクリーニングをして変化する箇所は、抵抗感や音程に影響しています。
吹きぐせが完全に取れてしまい、今まで吹いていた感覚で吹いてもなんだか上ずってしまう。安定しないことがあります。
抵抗感は軽くなることがほとんどですので、なかなかコントロールしづらいなどもよくあります。

クリーニングのタイミングは、本番の2週間~1ヶ月前までに完了していることが理想です。
2周間以内におこなってしまった場合は、慣れるしかありません。。(泣)

まとめ

いかがでしたか?
金管楽器と木管楽器でタイミングが違うのが分かりますね。
実際、私も直前にクリーニングをしてしまい思うように吹けなくて辛い経験をしました(金管楽器吹きです)。笑
お互いを慣らしていくというためにも、しっかりと期間に余裕を持ち同じ経験をする方を一人でも多く減らしていきたいなと改めて思いました^^

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